先日、経営者の方とお話しをしているときに、

「大きな失敗、痛い目にあう方がいい。
その方が、絶対到達させようと思うから」

と、おっしゃっていました。

大きな金額を投資すればするほど動機付けになる、

そうです。

人それぞれ、動機付けもちがうものだな、と感じました。


必ず、到達したい地点にたどり着く人には、

共通して特徴があります。

途中がどんな状況になろうと止めない。

ということ。

途中の状況は、あくまでも通り過ぎる風景のように

感じているのです。

だから、途中で判断しない。

止めるという判断をしない。

止めるという決断もしない。

続けるという決断だけ、なのです。

通り過ぎる風景は、穏やかなのか、嵐なのか、

どちらでもかまわないわけです。

困難なプロセスほど、達成感が大きい、

ということぐらいにしか思っていません。

本当に求めているものがゴールにあるのなら

何が起こっても、止めるきっかけにはなりえないということ。

ここが大きく違うところなのです。

逆に目標に到達しない人ほど、

どこで止めるのかをさがしている

ことが多い。

こんなちょっとした、とらえ方の差が大きな結果のちがいと

なって表れてくるのですね。