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title: "新技術ではないのに流行ったもの"
date: 2018-07-06
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categories: [ニュースから企業経営のヒント]
tags: [商品開発, 自動車業界]
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# 新技術ではないのに流行ったもの

【fjコンサルタンツ365日Blog：3481投稿目】

### 2018年上半期国内新車販売台数

日本自動車販売協会連合会が発表した

今年の上半期国内新車販売台数（軽自動車除く）の

トップに躍り出たのが

1位　日産ノート　73,380台

でした。

実に48年ぶりの快挙。

月間でトップを取ったのは記憶に新しいですが

今度は半期トップになったのです。

ちなみに2位、3位は下記になります。

2位　トヨタアクア　66,144台

3位　トヨタプリウス　64,019台

### 実は新技術ではない

この日産ノートは「eパワー」というシステム。

ガソリンエンジンで発電した電気で

モーターを駆動させる仕組みです。

ハイブリット（HV）技術のひとつです。

特徴は

・燃費の良さ（1リッターあたり34km）

・加速性の良さ

・価格が手頃

という点です。

ではこの技術が新しい技術なのでしょうか。

実は既存技術の組み合わせでしかないのです。

競合他社、自動車評論家からは

「決して新しい技術ではない」

と言われているのです。

### 新技術ではないのに流行ったもの

日産ノートのように新技術ではないのに

流行ったものが過去にもあります。

どの商品なのか想像がつきますか？

同じように

「新しい技術はひとつもない」

と言われていた商品なのですが

今では世界中に普及してしまった

商品です。

それは、iPhoneです。

パソコンしか作ったことのないApple社が

はじめて世にに送り出した携帯電話です。

このiPhoneを見た他社の技術者の方々は

・スピードが遅い

・新しい技術はなにもない

等と酷評していたのです。

技術は大切な要素ですが新技術だからといって

売れるわけでもない事実があるということを

忘れてはいけないと感じます。

### 開発は新技術がすべてではない

今回の日産ノートが半期トップになったという

現象は開発における示唆を与えてくれます。

日産は純粋な電気自動車リーフを他社に先行して

発売しています。

しかし、販売は芳しくありません。

ただ、そこで培った技術や開発がノートに活かされて

いると想像しています。

ノートの価格を抑えることができたのも

リーフの部品を流用しているからです。

ガソリン車にリーフの技術と部品を流用して

つくったイメージを持っています。

他社は、

「どうしてこんな既存技術の車が売れるのだろうか」

と思っているかもしれません。

しかし顧客が指示しているのは事実なので

インパクトのある商品

になっているのです。

### 試乗後の即決契約率が2倍に

ノートは販売店で顧客が試乗し、その日に

契約される率が以前の2倍になっているようです。

それだけ性能（加速）と価格を考えた時に

インパクトがあり、即決するだけの商品力が

備わっていると分析できます。

結局のところ、顧客が買いたいというポイントを

刺激できる商品だといえます。

実際にノートを購入した人がまわりにもいますが

「いいですよ、加速すごいし」

と言っていました。

こうした点を他社は見落とさないようにしなければ

なりません。

これは顧客が求めていた「次」を予測する作業なのです。

そう感じます。

【出典】

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180706&ng=DGKKZO32683060V00C18A7TJ1000