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title: "ゴーン氏のおかげで顧客が3倍にもなった"
date: 2018-12-09
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categories: [事業承継者のための生き残り組織運営, 経営戦略]
tags: [成長, 現状維持, 環境, 自動車, 自動車業界]
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# ゴーン氏のおかげで顧客が3倍にもなった

【fjコンサルタンツ365日Blog：3637投稿目】

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2016/06/PAK86_jinseigu-ruguru_TP_V4.jpg)

 

### 資本関係解消されコスト20％低減を要求され

1999年日産にカルロス・ゴーン氏が来ました。

日産の再生施策に取り組みんだ中で目立ったのは

「系列解体」です。

 

当時は「コミットメント」という言葉と合わせて

「系列解体」はインパクトがあったのを

記憶しています。

 

日本の自動車メーカーは部品供給してもらう

メーカーを「ケイレツ」という名で束ねて

いました。

 

安定した品質の部品を仕入れるための

手法だったわけです。

 

これをゴーン氏は一気に解体。

資本関係のある会社も資本関係を解消。

 

しかも3年間でコストを20％低減してほしいと

要求を突きつけたのです。

 

企業の再生では仕入れコストを20％下げるのは

教科書どおりの流れです。

 

しかし、その要求をいきなり突きつけられた

メーカーは青天の霹靂です。

 

### ピンチをチャンスにした

こんな高い要求を突きつけられた会社の中には

販路を海外に求め、新規開拓を行っていった

企業もあるのです。

 

ドメスティックな状態だった企業がグローバル

な企業へと飛躍したわけです。

 

日産以外の自動車メーカーの品質基準や

納品基準を知り、そのレベルに自分たちを

昇華させていったということです。

 

### 結果3〜4倍の規模に

その結果、規模や顧客が3倍にもなったと

アナウンスしています。

 

しかも「ゴーン元会長のおかげで・・・」と

述べています。

 

環境は人をつくると言いますが、会社も

環境によって成長していきます。

 

### 厳しい環境でも得られるものがある

企業はこうした厳しい環境におかれると

経営存続のために必死になります。

 

新規顧客開拓を行い、新規エリアに進出し

新規商品を開発していきます。

 

現状維持からの脱皮が結果的に発生する

ことになるのです。

 

厳しい環境は経営者にとってはしんどい

時期ですが、実力が上がる時でもあるので

結果論としてはその「厳しい環境のおかげで

・・・」成長できるのです。

 

### 現状維持からの脱皮には環境変化が必要

こうして考えてみると現状維持から脱却

するのは外圧があると一気に進むことが

わかります。

 

逆に考えれば外圧がなければ現状維持から

外に出ることはないとも言えます。

 

振り返ればリーマン・ショックを経験した

経営者の中からその後大きく成長した人を

何人も見ています。

 

「あの時はしんどかった・・・」と今でも

言いますが、それだけのパワーをかけなければ

成長しなかったとも言えるでしょう。

 

「全力を出さなければ成長しない」という

ことを私はいつも言っていますが改めて

実感した次第です。

 

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