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title: "わかっているけど守られない"
date: 2018-12-12
url: https://businesscreation.jp/2018/12/12/%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%91%e3%81%a9%e5%ae%88%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84/
categories: [ニュースから企業経営のヒント, 事業承継者のための生き残り組織運営]
tags: [操縦士, 疲労, 航空会社, 飛行機]
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# わかっているけど守られない

【fjコンサルタンツ365日Blog：3640投稿目】

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2017/02/飛行機.jpg)

### パイロットの飲酒問題

10月（2018年）にJAL（日本航空株式会社）の

副操縦士が乗務直前の飲酒により捕まりました。

事務所でのアルコール検査もすり抜けた後の

発覚のため重大な事象として捉えられています。

外部から見たら、どうしてそんなことが

発生したのか不思議に感じます。

アルコール検査がすり抜けできる体制なのか、

など複数思うところがあります。

会社側の[報告書](https://www.jal.com/ja/flight/pdf/safety_measure_20181116.pdf#search=%27JAL+%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%EF%BC%91%EF%BC%91%E6%99%82%E9%96%93+%E4%B9%97%E5%93%A12%E5%90%8D%27)には詳細が説明されていますが

今回がはじめてではなく、過去にもにも同じ

ようなことが起こっています。

たとえば報告書の中には平成20年以降

「運航乗務員の飲酒の影響により乗務（業務）

又は運航便に支障が生じた事案」

が掲載されています。

その内容が下記になります。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-12-8.08.01.png)

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-12-8.08.10.png)

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-12-8.08.16.png)

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-12-8.08.32.png)

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-12-8.08.39.png)

総数21件、今年に限って見てみると実に10件

あります。

思ったより多いと感じます。

毎月1件は飲酒による支障が出ている

ペースです。

### わかっているけど守られない

ハインリッヒの法則ではないですが

表面化されたものだけで10件もある

ということは、軽微な問題点は

その数倍、数十倍あると予測できます。

この状態ですと乗務前の飲酒が

常態化している人の割合が多いのでは

ないかと疑ってしまいます。

飲酒される人はルールを知らないはずが

ありません。

わかっているけど守られていないのが

事実ということです。

### わかっているけど止められない

飲酒は「アルコール依存症」があるくらい

なので中毒性があります。

「飲まないと寝られない」といった声は

どこでも聞く話です。

これが仕事上のルールで乗務前に飲酒しては

いけないことになっているのを知りながら

止めることができないという側面が飲酒には

あることを実感します。

わかっているけどやめられない、といった

状態の人がいるということです。

### 再発防止策は

ここまで頻発している飲酒問題を会社側は

どのように再発防止するのでしょうか。

報告書にある今後の対策の中からいくつか

ピックアップすると

・新アルコール感知器の配備

・飲酒に関するルールの見直し

・安全と規定遵守に対する意識の向上および

アルコールに関する知識の再徹底

・アルコールに関する個別ケアの強化

・国内国外ステイ先における飲酒を禁止（暫定対応）

とあります。

新アルコール感知器という機器に

頼っている部分はありますが

以前よりは事前感知の精度は

向上するでしょう。

また暫定的にステイ先での飲酒を

禁止しています。

しかし、意識の向上はどのような

手法で徹底するのでしょうか。

意識を向上させるということは

理解を深めるということ。

一方的に聞かされた内容では

深い理解まで到達しません。

これを徹底する手法が問われると

思います。

今後の動向が気になります。