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title: "定価って何だったのか"
date: 2019-02-03
url: https://businesscreation.jp/2019/02/03/%e5%ae%9a%e4%be%a1%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%bd%95%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b/
categories: [ビジネスモデル]
tags: [価格設定, 再販制度, 再販売価格維持制度, 取次店, 書店, 書籍]
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# 定価って何だったのか

【fjconsultants365日Blog：3691投稿目】藤原毅芳執筆

## 定価って何だったのかを考えてみる

価格設定ほど経営を悩ませるものは

ありません。

価格で商品・サービスの売れ行きが

左右されるからです。

しかし、一定の価格で提供していると

売れ行きがだんだんと伸び悩んだり

してくるのです。

そのため定価販売というのは過去の

なりつつあります。

時期によって変動する価格体系が

ここにも、あそこにも導入され

最後はほとんどの業界で変動制が

採用されていくのでしょう。

### 書籍も価格変動へ

書店での書籍販売は特殊な制度が残っている

業界のひとつです。

（電子書籍除く）

再販制度です。（再販売価格維持制度）

商品をつくっているメーカーが定価販売を

小売店に約束させている制度です。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2017/08/丸善丸の内本店2-e1502424916802.jpg)

そのためエンドユーザーは定価以外で

購入することができません。

再販制度は小売店にもメリットがあります。

定価販売を約束するかわりに商品を買取り

して在庫する必要がありません。

在庫リスクがないのです。

時間が経過した商品は返品することが

できるようになっているのです。

### そんな業界に変化が

そんな再販制度の書籍販売業界に

変化が出てきました。

Amazonが書籍を買い取り仕入れ（買い切り）

を行いはじめるというのです。

売れ残っても返品しないということ。

買い取り（買い切り）ということは

買い取り後の価格をAmazonが自由に

設定する可能性がある、と報道されて

います。

 [](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/03/yuseiIMGL2375.jpg)

出版社と相談しながら値下げもするの

ではないか、とも書かれてあります。

書籍の定価販売がいつまで維持されるのかを

注目していた人も多いのではないでしょうか。

電子書籍では価格は変動制が一般的になって

います。

時にはセールしてみたり、出版から時間が経過

した電子書籍は半額程度に値下げされて販売され

たりします。

書店での書籍販売も同様な動きになっていく

可能性が高くなりました。

これも時間の経過とともに徐々に変化していく

事象です。

【出典】https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190202&ng=DGKKZO40786350R00C19A2TJ2000

### ネット通販では価格変動回数が天井知らず

ネット通販の業界では価格が変動する

ことが当たり前になっています。

その都度、価格を変動させて販売量の

確保をしています。

 [](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/10/Green20_yuukyu20141123122037.jpg)

価格.comで販売価格トップを狙っている

企業は24時間体制で価格を修正する人を

配置していたりします。

価格変動を自動化している企業になると

1日の価格変動回数は人間の領域を超えて

数万回、数十万回、数百万回、数千万回と

いう世界に突入しています。

### 価格変動は顧客が慣れているかどうか

価格変動が当たり前の業界では顧客が

価格変動を受け入れています。

ガソリンスタンドのガソリン価格の

表示が毎日のように変動しても誰も

文句も言いません。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2017/06/XEN7615016_TP_V.jpg)

それが当たり前だと認識しているから

です。

顧客経験が蓄積されているからです。

ネット通販でも同様です。

顧客の経験が蓄積し価格変動に慣れて

きています。

書店の書籍販売も時間はかかるかも

しれませんが価格変動を受け入れて

いくのではないでしょうか。

### 価格変動の世界では価値を判定される

価格変動の世界に突入すると商品サービスは

価値判定されてしまいます。

新しいとか古いという基準で価格が決まる

のではなく、価値があるかどうかで判断

されていくのです。

価値がある商品は発売されてから時間が

経っても価格が下がることはありません。

逆な場合は、発売後に価格が下がってしまう

こともあるということです。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/01/kakouIMGL6579.jpg.jpg) 

イメージとしては株価変動のような動きを

するということです。

頻繁に価格が変動するとなると買う側も

緊張感が出てきます。

ビジネスホテルなどは直接予約をする

場合とネット予約で宿泊料金が違う

こともあり「失敗したな」と言う

声を聞いたこともあります。

人は損したくない生き物なので価格変動が

取り入れられると購入することに慎重に

なりますが、お得感がある商品に限っては

即購入するという習性があります。

その点を考慮しながら価格変動を取り入れて

いくことだと思います。