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title: "現場工事の原価管理は担当者の責任にしない"
date: 2019-05-21
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categories: [生産性]
tags: [コスト管理, 現場管理, 生産性]
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# 現場工事の原価管理は担当者の責任にしない

【fjconsultants365日Blog：3,795投稿目】
～1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 現場に答えがある

現場で多額な損失が出た。
またか。
同じ失敗を何度も繰り返している。
手戻り、設計ミス、測量ミス、段取りミス、と
キリがありません。
現場にはヒントが落ちています。
そこに答えがあるのです。

![建築現場](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/05/NIS_kensetugenba_TP_V4-225x300.jpg)

### 現場の原価を管理できるようにするには

現場工事、現場施工、など工事関係の仕事では現場コスト
現場コストのコントロールがポイントになります。

これは大手企業でも同じ。
千代田化工建設が大きな損失を出したことが話題になっています。

![](https://i1.wp.com/www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/05/千代田化工建設2019.jpg?fit=1024%2C542&ssl=1)千代田化工建設：決算短信2019/03
https://www.chiyodacorp.com/ir/18Q4_Tanshin.pdf

2019年3月期の売上3,419億円に対して
経常利益はマイナス1,929億円（赤字）
海外の現場で人の確保ができなかったり、手戻り工事が発生した結果が
このような形になってしまったようです。

規模に関わらず工事現場の原価コントロールは経営を左右して
しまいます。
その点を考えていきたいと思います。

![建築現場](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/05/NIS_kensetugenba_TP_V4-225x300.jpg)

### 現場責任者の力量

現場責任者の力量によって現場管理は左右します。
現場コストは現場責任者の担当によって個性も出ますし
残る利益も大きく違います。

どこのポイントを押さえておけばいいのでしょうか。

#### 自分の財布意識をもたせる

原価意識をもたせることは難易度が高い。
会社のお金だから何気なく使ってしまう。
悪気もない。
「意識してます」と言いながら、意識が薄いことがほとんど。

そんなときは、「自分の財布だったら、そんな使い方する？」
と確認することにしています。
「自分の財布だったら・・・他をまだ探します」
と返答された人も。

面倒だから相見積もりなしで買ってしまえ、という意識をもって
しまうこともあります。
手間を省いてしまいコストアップになっているのです。
ここがポイント。
自分の財布だったら、と考えて判断するようにすることです。
これを当たり前としたいです。

![お札](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/12/okaneFTHG5255_TP_V4-300x200.jpg)

#### 支出の種類を理解しておく

原価に算入されていても

- キャッシュ支出がある
- キャッシュ支出がない

の2種類があります。
この違いを明確にどこまで理解しているのか。
ここポイントです。
（例：外注先に仕事を依頼すると支払いが生じる）

会社にお金（キャッシュ）を残すためには実際の支出が
あるのか、ないのかはカギになります。
ここを理解していない場合、便利な方を現場担当が選択して
しまいキャッシュが減ってしまうことも。
選択によってキャッシュの増減が左右されます。
注意するポイントです。

#### 原価管理システム導入について

現場の原価管理のためにシステムを導入する企業もあります。
システム導入の目的は原価低減や原価管理。
しかし、システムに入力することが目的になったり、余分な
工数が増えるときもあります。

そこの見極めができないと、単にシステム導入で原価が下がるような
気がします。
しかし、システムはただのツールで万能ではありません。
原価を管理するという【仕組み】が求められているのです。

手段が目的になる典型的なパターンです。
それなら、最初は表計算から簡易にはじめるのもひとつの方法。
仕組みはツールでは醸成できません。

## まとめ

こうしてみると、現場のコントロールは個人の差があります。
個人の差を組織の力、仕組みでどこまで補完できるかがカギになります。
現場責任者任せでは経営は成り立ちません。
会社の仕組みとして現場をコントロールできること、これが命題だと
考えています。