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title: "あれも参入障壁になるのかエコノミック・モートを考える"
date: 2019-08-27
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categories: [ビジネスキーワード]
tags: [エコノミック・モート, ファイブフォース, 参入障壁, 経営戦略]
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# あれも参入障壁になるのかエコノミック・モートを考える

【fjconsultants365日Blog：3,892投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## なぜ城のまわりに堀があるのか

城のまわりには堀（moat）がある。
歴史を振り返ると城だけではありません。
寺、集落、古墳、実力者の住居なども、まわりには
堀があります。

堀とは、溝のこと。
水が張られている場合は、「水堀（mizuhori）」と呼ばれる。
何もなければ「空堀（karabori）」になる。

中には自然の地形を利用した堀を有している場所もあります。
この堀は、人が近づけないよう守るための役割を担っているのです。
人が入ることができないためのものです。

これをビジネスの応用すると外から（他社から）参入されにくい
ビジネスを指します。
エコノミック・モート（Economic Moat）と呼ばれています。
直訳すれば「経済的な堀」。

経済の視点で見て、堀がある場合をエコノミック・モートと
呼んでいるのです。

あなたの会社にはエコノミック・モートは存在していますか？
あなたのビジネスにエコノミック・モートを設置していますか？
今回はこのエコノミック・モートについて取り上げていきます。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/457A1515-7D5A-4FC4-ADCF-A9BD9251265B.jpeg)photo by takeyoshi fujiwara

### 参入障壁となることは何？

ビジネス上で参入障壁となることは何でしょうか？
思いつくところは
・特許
ではないでしょうか。

特許を取得していれば参入できないのは事実。
しかし、特許は弱点もあります。それは
・特許の期間が限定されている（15年間）
・特許を申請すると特許内容が公開されること
といった点です。

盤石ではないのです。
他には参入障壁になることはないのでしょうか。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/93D3579D-5D3A-4829-A129-378C9EFFFD03.jpeg)photo by takeyoshi fujiwara

#### 商品力で差をつける

次に考えることは
・商品力で大きく差別化する
・サービス力で大きく差別化する
ことです。

イノベーションを起こせ、と叫ばれていることです。
これも狙う必要がありますが他社にマネされない商品・サービスを
開発することは難易度が高い。
計画できることではありません。

#### 新商品を出し続ける

他の参入障壁だと「新商品を出し続ける」ことがあります。
顧客を飽きさせないため、顧客の注目を引きつけておくために
有効な戦略です。

しかし、新商品を出し続ける労力と資金を考えると継続し続けるのに
自分自身のハードルがあることに気がつきます。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/FF9E5F8B-5AA2-474F-8E00-9052DAE9F31B.jpeg)photo by takeyoshi fujiwara

#### 費用（投資）がかかることをする

大手企業の戦略だと大きな設備投資がかかるビジネスは
金額をかける必要があればあるほど参入障壁が高いです。

マネをしたくてもカンタンにはできません。
これも参入障壁のひとつ。
ただ、中小企業では限界があるのも事実です。

#### 時間がかかることをする

そうなると、何をすればいいのでしょうか。
ひとつ提案できるのは時間をかけてビジネスをつくりあげて
いくことです。

時間をかけなければ成立しないビジネスは想像以上に参入障壁が
あります。

たとえば手間がかかるビジネスです。
置き薬ビジネスのように1件1件訪問しながら薬を置いてもらう
ビジネスは一気に広げることができません。
手間がかかります。
そうなるとそこには参入障壁があるということになります。

#### 人がやりたがらないことをする

上記の時間がかかり、手間がかかることなど、総じて
人がやりたがないビジネスというジャンルも参入障壁に
当てはまります。

ココ大事です。
同業他社が決して手をつけない領域を探し、そこを
自分のビジネスとしてしまう。
そうすればなかなか参入してきません。
「おいしいビジネス」に見えないからです。

参入してくる企業は最初に「おいしいビジネス」という
利益が出やすい、稼ぎやすいところから入ってきます。
利益が出にくいように見えるところには入ってこないのです。

#### 根強い人気（支持）も参入障壁

あとひとつ、押さえておきたいのは顧客からの支持、人気。
あるエリアで圧倒的な支持を得ているお店や商品は他が
入ってきても売上は落ちません。

顧客の記憶に確固たる地位を築いているからです。
これをブランドとも呼びます。
この点に関しては正確なリサーチが必要ですが、根強い人気を
持てば数十年続くビジネスになりうるのです。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/BC5725DB-DAE1-46AB-B1FC-A63507A543EC.jpeg)photo by takeyoshi fujiwara

## まとめ

こうして見てくるとエコノミック・モート（経済的な堀）というのは
探す視点は複数ありますが実際に構築するのはハードルが高い。

しかし経営者は自分の会社にエコノミック・モートを構築したほうが
安定した経営を構築できるのは事実。

時間がかかろうが自分の会社、自分のビジネスにエコノミック・モートを
つくらなければならないのです。

この視点をはずさず毎日のビジネスをしていくこと。
それに尽きます。