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title: "橋・トンネルの修繕が必要なのだが半数以上が手をつけられていない"
date: 2019-08-30
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categories: [ニュースから企業経営のヒント]
tags: [トンネル, 橋梁点検]
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# 橋・トンネルの修繕が必要なのだが半数以上が手をつけられていない

【fjconsultants365日Blog：3,895投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 経済的損失になるのか

約5年間かけて行われた橋梁・トンネルなどの点検。
その結果がまとめられており、公開されました。
[https://www.mlit.go.jp/common/001302572.pdf](https://www.mlit.go.jp/common/001302572.pdf)

内容ですが、思っていたよりヒドいと感じます。
老朽化が進んでいますし修繕が必要な橋梁・トンネルが
多いということ。

しかも修繕が必要な橋梁やトンネルが半数以上残っている。
そんな現状が見えてきました。

ようするに、近い将来、橋やトンネルが使えない状況が
来るかもしれないのです。
これ、遠回りに経済にも影響が出ます。
というのも、橋やトンネルは近道のためのツール。
使えなくなれば遠回りをすることになり、時間的損失が
出てくるからです。

実際の状況を具体的に見ていきましょう。

![トンネル](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/N934_midorinioowarerutonneru_TP_V4.jpg)

### 橋梁等：点検結果（国土交通省）

![橋梁等点検結果2019](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/橋梁等点検結果2019_01-1024x343.jpg)

#### 判定状況

まずは判定結果から。
機能に支障が生じているのは区分Ⅲ、区分Ⅳ。
特に区分Ⅳは「緊急」で措置を講ずべき状態です。
区分Ⅲ、区分Ⅳ合計の割合は

- 橋梁：10.1%（72,363/716,466）
- トンネル：42%（4,470/10,645）
- 道路付属物等：15.1%（5,991/39,678）

となっています。（下記図参照）

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/橋梁等点検結果2019_02.jpg)

トンネルは全体の4割で機能に支障が出ているのは想像以上の現実。
実数では4,470のトンネルで機能に支障が出ており、その中で
100箇所は緊急の措置が必要ということになります。

橋梁は割合で見ると低いですが母数が多いので実数を見てみると
橋梁の機能に支障が出ているのが、72,363箇所。
緊急の措置が必要なのは700箇所となります。
実数ではトンネルより数が多くなります。

現在、使用不可能になっている橋梁がニュースで出ていたことが
あります。
修繕ができない場合は使用できなくなるだけです。

![トンネル](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/ELL85_takaonotonel20140904165524_TP_V4.jpg)

#### 措置状況はどの程度まで進んでいるのか

判定区分がⅢ、Ⅳの橋梁やトンネルの修繕はどこまで
進んでいるのでしょうか。

まずは橋梁の修繕措置。
修繕がすべて完了しているのは、修繕が必要な橋梁の中で
12％しか終わっていません。
修繕を着手しているのが、10％なので、修繕着手済みを
含めても全体の中で22％しかない状態。

修繕が必要な橋梁のうち、78％は未着手であり何も手が
つけられていないのです。
ようやく点検が全て終わった、という段階なのでしょう。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/橋梁等点検結果2019_03.jpg)

#### トンネルの措置状況は

次はトンネルの修繕措置。
修繕が完了しているのが全体の22％。
修繕に手をつけているのが14％あるので修繕に着手済みを
含めると全体の36％となっています。

全体の36%が修繕の着手されておりますが、64%は手が
つけられていません。
修繕着手＆完了４：６修繕未着手
という割合になります。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/橋梁等点検結果2019_04.jpg)

![トンネル](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/08/meganeIMG_8386_TP_V4.jpg)

## まとめ

こうして数値で実態を見ると修繕が必要な橋梁、トンネルの
半数以上が手をつけられていないことがわかります。

数字で見せつけられると不安を感じることがあるのでは
ないでしょうか。

これだけ修繕が必要な箇所が多いのは戦後、特定の時期に
一気に橋梁、トンネルが設置されたからです。
それが一度に老朽化を迎えるということ。

問題なのは地方公共団体が修繕しなければならない橋梁、
トンネルがまだ24%しか修繕が着手されていないことです。
3/4の修繕が必要な橋梁、トンネルは未着手であり
今後は修繕の予算が取れるかどうかにかかっています。

もしくは交付金を待ちながら対応していく地方公共団体も
多いのではないでしょうか。
まだ課題は解決しそうになく道のりは長いようです。