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title: "価格が7割下がり一気にキャズム超え"
date: 2020-01-04
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categories: [マーケティングのヒント]
tags: [キャズム, マッスルスーツ]
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# 価格が7割下がり一気にキャズム超え

【fjconsultants365日Blog：4,022投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 49.8万円から13.6万円で販売10倍超

本体をアルミニウム製から樹脂製に切り替えて
49.8万円の価格を同性能で13.6万円（税別）で売り出した企業が
あります。
実に7割引の感覚。

49,8万円のときは4年間で約4,000台の販売台数。
（月間平均83台）
これが月間1,000台〜2,000台ペースで売れ始めた。
（2019年11月発売開始）
10倍〜20倍の売れ行きです。

その商品は「マッスルスーツ」。
https://musclesuit.co.jp/

マッスルスーツとは動作補助をする装置。
モノを持ち上げたりするときに腰に負担がかからない
機能を持っています。

![](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2020/01/イノフィス.jpg)

### 普及期に入った

こうした斬新な商品は最初、高価格なため普及がゆっくり。
ときには、そのまま消滅することもあります。

今回は、樹脂製にすることで価格を以前の7割引価格（3割の価格）で
販売することで一気に開花。
普及期に入ったと感じます。

便利な商品であることは確かで、腰痛を持ちながら
仕事をしたり、介護をしなくてはならない人にとっては
待ち望んだ商品。
13.6万円という価格帯だと介護をしている親族へプレゼント
する気持ちにもなります。

企業でも「試しに使ってみようか」という気持ちにさせる
価格帯でもあります。

それにしても一気に価格を下げた商品開発が進みました。
これで量産化と販売普及の壁（キャズム）を超える
ことになるでしょう。

    

### 一気に壁を超える

商品を開発し販売する。
そこにはいくつもの壁があります。

- 開発の壁
- 試作の壁
- 量産化の壁
- 普及の壁

といったプロセスごとに壁があるのです。
製造業では、試作までは乗り越えたのだが、量産化まで
到達しないことが多く見受けられます。

最近流行りのクラウドファンディングでもそんな経験が
あります。

量産化を経験していない人がクラウドファンディングで
出資者を募る。
お金が集まったので、実際に量産化へチャレンジ。

量産を依頼した製造会社とのトラブルで商品が完成しない。
クラウドファンディング自体が頓挫。
返金されないケースもあります。

わたしも1度経験があります。
海外のクラウドファンディングでしたが商品が完成しません
でした。

なのでクラウドファンディングでは量産化の経験がある人か
どうかを確認するようにしています。

## まとめ

経営は壁を乗り越えることで成立しますが、商品を開発する
製造業は軌道に乗るまでの道のりが長い。

このマッスルスーツを開発製造している企業も、会社設立が
2013年。今から6年前。

大学でこのマッスルスーツの開発が行われたのは2000年から。
実に20年近くかかっています。

この後は、普及機に入り、マッスルスーツ自体が小型化、
軽量化になるでしょう。
さらに値段は下がると思います。

軽作業という仕事はこうした補助装置が普及すると
年齢に関係なくできる仕事に位置づけが変化するでしょう。
そうなると、企業は採用の条件が変わってきます。
その点をキャッチアップしておくことだと思います。