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title: "最大値を知り明るい将来を見据える経営"
date: 2020-01-05
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categories: [将来予測]
tags: [破綻, 財政破綻]
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# 最大値を知り明るい将来を見据える経営

【fjconsultants365日Blog：4,023投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 年明け

年明けになると「今年はこうしたい」という
メッセージがSNSで流れてきます。

そこに何かを感じることはありませんが、個人的には
自分のことを振り返ってみると年明けに考えていたのは
『どうすればフル稼働できるのか』
ということ。

もしくは、『委譲することはなにか』、『自分がやらない
ことはなにか』といったことばかり頭に浮かべていました。

何をしたい、といったことも大切ですが、個人的には
思ってもできないことばかりなので、できるようにする
可能性を追求しています。

![回転](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2016/06/PAK86_jinseigu-ruguru_TP_V4-683x1024.jpg)

### 明るい未来

年明けなので明るい話題でも、と思ったのですが
明日から仕事の会社も多いことですので、将来の
マイナス予測の最大値を見ておき、明るい未来を
考えてみたいと思います。

最近読んだ書籍はコレ↓。

    

> 『財政破綻後 危機のシナリオ分析』
> 
> 
> 
> 編著者の小林慶一郎氏はじめ、小黒一正(法政大学教授、財政・公共政策)、左三川郁子(日経センター主任研究員、金融政策論)、小林庸平(三菱UFJリーサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員、公共経済学)、佐藤主光(一橋大学教授、財政)、松山幸弘(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、社会保障)、森田朗(津田塾大学教授、行政学)と、経済・財政・社会保障の専門家が執筆。日本経済新聞出版社

2018年に出版された書籍なので新しいとは言えませんが
日本の財政破綻が発生した後の日本という国家がどうなるのか
予測している本です。

最悪の状況を考えれば、最大ダメージが予測できます。
予測できる範囲であればリスクと呼ぶ領域。
予想できないダメージが発生するのであれば、ただのデインジャー。
危険すぎて何もできなくなります。フリーズします。
この違いを理解できると将来は明るく考えることができます。

この書籍で予測されていることは、シンプルで財政が破綻したら
国家は歳入（税）を増やし、歳出を抑えることになる。
それを財政破綻した夕張市を事例に出しながら解説しています。

#### 夕張市事例

歳入を増やすために夕張市が行ったのは、
・市民税増額
・所得税増
・軽自動車税1.5倍
・入税新設
といった施策。

歳出を抑えるために行ったことは
・職員数減（6割減）
・給与平均30％削減
・物件費4割程度削減
・扶助費原則廃止
・投資的経費：災害復旧以外実施しない
・観光事業会計廃止
などです。

他にも病院の医療機器が維持できず売却されたり、
ごみ焼却施設が止まったりしていました。

こうした事象が国家の財政破綻が発生したら
国全体で起こるということです。

![町並み](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2019/04/N912_rondonnomachinami_TP_V4.jpg)

#### 特にこの分野

特に強調されていたのが、
・医療（薬含む）
・介護
の分野です。
この分野は維持できなくなるので早期に対応が
施されると予測しています。

減額されるということです。
残酷ですが、見離される人も発生すると予想されて
いました。
透析患者などはその典型だそうです。

そうなると健康でいることの価値が一層高まります。

## まとめ

マイナスの予測は見ないほうがよい、という意見もありますが
そうとは思いません。

マイナスの予測を知り、最大のダメージを知っておくだけで
即対応が可能だからです。

事故に関しては「危険予知」「危険予測」をしますが、
将来のことに関して危険予知、危険予測をする人は
少ないように感じます。

悲観的ではなく、慎重に考える習慣が求められていると
思います。
最大のマイナス値を知っていれば、それだけ自由度も
上がる場合があります。
最悪そこまでか、とわかっているからです。

経営は予測できなかった、という言い訳が通用しません。
そのつもりで今年も進んでいきたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。