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title: "あたかもひとつとして稼働させる技術VPPが解決をもたらす"
date: 2020-01-26
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categories: [ビジネスキーワード, 将来予測]
tags: [エネルギー, エネルギーの変遷]
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# あたかもひとつとして稼働させる技術VPPが解決をもたらす

【fjconsultants365日Blog：4,044投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 分散を集約するテック

電力には水力発電、火力発電、原子力発電が主流ですが
今後は、
・太陽光発電、
・風力発電、
・地熱発電、
・バイオマス発電
などがメインになるかもしれません。

こうした太陽光発電などは
・再生可能エネルギー
・自然エネルギー
と呼ばれています。

現在はまだ課題があり電力会社としては自然エネルギーの
依存度を上げることができません。
しかし、今後は違うようです。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2020/01/zubotty08003DSC_5488_TP_V4.jpg)

### VPP：仮想発電所

VPPは「バーチャル・パワー・プラント」
（Virtual Power Plant）の略で仮想発電所と
呼ばれています。

VPPとは
複数の蓄電池などを一括制御して、あたかもひとつの発電所と
して稼働させることです。

具体的には、そのエリアにある
・住宅設備（蓄電池など）
・電気自動車
・太陽光発電
をつなぎ、IoTによって制御すること。

発電に余力があれば蓄電し、不足したら蓄電から放出する
という仕組み。

この仕組が活用できるようになれば、太陽光発電の
エネルギーも有効に活かされるようになります。

太陽光発電や風力発電は自然が相手なので発電量が
急に増えたり減ったりします。
そうなると主となる発電源としては頼ることができない。
しかし、VPPにより急激な発電減少が発生しても補うことが
できれば、主となる発電として依存することが可能。

そうなると自然エネルギーの依存度を高めることができ
火力発電所などを減らすことができるようになるのです。

### 電気自動車が稼ぐ

もうひとつ個人にメリットが出てきます。
VPPが完成すれば個人の所有している電気自動車が
稼いでくれるようになります。

たとえば夜の間、電源ケーブルを電気自動車に接続するだけで
月額1万円弱稼いでくれるという試算がヨーロッパでは出ています。
風力発電が急に減少したときに、電気自動車に蓄えている電気を
放出し補うようにする仕組み。

電気自動車は朝の段階で充電8割をキープするよう制御されて
おり日常の使用には問題ない。

ただ、実証実験の段階なので電気自動車が継続的に稼いで
くれるかはわかりません。
また、電気自動車の電池が充電放電を繰り返すので耐用年数が
短くなることは予想できます。

[](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2020/01/crophwaiiDSC00184.jpg)

## まとめ

風力発電、太陽光発電の課題をいつも感じていました。
急激に発電量が下がる自然エネルギーに依存できるはずがない、
と考えていました。

その課題をVPPは解決できるプロセスを見つけています。
あとは、実証を繰り返し実用化するだけです。
小さく分散された電池をあたかもひとつとして稼働できる
テック（技術）が道筋をつくったのです。

この分散されたモノをひとつにする技術は他でも応用できる。
過去にも事例があります。
個人用のパソコンをネットで多数の台数をつなぎ、ひとつの
スーパーコンピューターとし稼働させてしまう。
そんなことが行われてきました。

今後も同様な仕組みで課題解決が行われていくのでしょう。
楽しみな領域です。