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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

変わっていることを実感

年が明けたら経営相談が増えると予想していましたが
その通りになっています。
これは世の中の景気動向が秋から変化しているためです。
このブログにアクセスしてくる方の流入経路も夏ごろから
変化してきました。
何を求めてこのブログにたどり着いてきたのか、何を探しているのか。
それが変化してきたのです。

簡単に説明すると経営環境が悪化している業界が出てきた。
ネガティブなことを考えるリーダーが増えてきた。
最悪のことを想定する人も増加している。
そんな様子です。

ただこの流れはまだ小さく少数派の動きですね。
しかし手応えとしては、これからの時期、チャンスが広がると思っています。
そのためにも飛躍の種を植える時期に来たのではないかなと思います。

その既に準備ができている会社もありますが、まだ手もつけてない
企業もあるのではないでしょうか。

最近リーダーの方々が何を考えているのかということについて
取り上げてみたいと思います。

南京錠

そういえばニュースを見て景気の悪さを感じることがあります。
それはお賽銭ドロボーが増えていること。
身近でも発生していました。
そこまでするくらいシンドイ状況の人の割合が増えているのではないか、
と感じます。

大切な時期は現状維持のとき

1年前と同じ活動をしていても業績が少しずつ増加していた会社
があります。
それが去年2019年から業績が横ばいになり、秋からは緩やかに
下がり始めています。

①増収増益
②増収減益
③減収増益
④減収減益
と4つのフェーズがクローズアップされますが、下り坂では
増収増益→増収減益の次に、
『売上現状維持、減益』
という段階があります。

このときに、何をするのかがカギ。
このときの動きによって、下降曲線に入るのか、挽回して
回復していくのかが分かれます。

現状維持だから問題ないだろう、という意識があるだけで
すぐに業績は下降していく。
繊細なところです。

雪山

今まで売れていたものが

景気後退がチャンスになる。
そこには理由があります。
新しいビジネスをはじめる、新商品を売り出すときにプラス面が
増えます。
今まで売れていたものが売れなくなるので、次のヒット商品が生まれやすい。

・店舗などの賃料が下がる
・立地の良い場所を確保できる
・製造コスト、製作コスト、開発コストが半分程度まで下がる
・設備投資も同様に下がっていく

新しいことを考えている人には『チャンス』しかないのです。
そこを理解していない人がいるのではないでしょうか。
それではもったいない。

まとめ

これから3年間は変化率が高くなり、ビジネスを仕掛ける側としては
楽しい時期にきます。

現状のビジネスを死守すると考えている人たちには辛い時期に
差し掛かるでしょう。
なのでどちらを選択するかは明確です。
せっかくビジネスをしているのなら、楽しい方へ。
ビジネスを仕掛ける方へ歩んでいくこと。
それが今年の方向性です。