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title: "不安と言っても不透明と解説しても意味はない"
date: 2020-06-05
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categories: [ニュースから企業経営のヒント, 統計データを定点観測]
tags: [不安, 家計調査]
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# 不安と言っても不透明と解説しても意味はない

【fjconsultants365日Blog：4,171投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 不安が先行している

『***先を考えると不安です***』と、つい口にしてしまいます。
私は【**不安**】という単語を聞く側で、毎日のように
耳にしています。

不安を感じるときは***時間の感覚***が変わります。
夜が長く感じ、月末になるのははやく感じる。

時間が猛スピードで進んだかと思えば、止まった
かのように動かない。

ジェットコースターに乗っていたはずなのに
暗闇の中に突然放り込まれる感じる。

そんな現象が続くのです。
ただ夜明けの来ない日はありません。

### 不安なとき

不安を解消するには、**不安の正体を明らかにする**。
見えるようにするのが解消への道です。

相談相手が必要なときもあるでしょう。
しかし、相談相手によって更に彷徨うこともあるので
要注意です。

『***◯◯すればいい***』と言われたのですが、と不安を
相談されるときが最近もありましたが、あまりにも
的外れな返答内容に驚くとともに、やはり相談相手の
重要性を感じました。

自分の発言に責任を感じている人に相談したほうが
良さそうです。
社内の人であっても無責任発言は往々にしてあるもの
ですから。

### 不安解消

不安について相談を受けると、あることをします。
だいたい次のパターンでしょうか。

ひとつめは
***①勇気づける、元気を与える***
ふたつめは
***②数値化する***

元気づけるのは、わかりやすい内容だと思います。
話しを十分聞いてあげて、励ますコトバで返す。
時間をかけるほど解決しやすい。

ちなみに、こうした不安を聞き続けて、励ますのに
最大どの程度の時間がかかるか知っていますか。

最大【**4時間**】と言われています。
なので、そのつもりで聞き役になる必要があります。

ふたつめの『数値化する』というのは、数値で
把握するのを指しています。

「*大きく落ち込んだ*」ではなく、「*3割減だった*」と
あえて数値で客観的把握すると不安が落ち着くことが
あるからです。

下記数値（統計）をご覧ください。

[*](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2020/06/BDE2B5F0-C916-4DB4-8F27-1721952C9F7D-e1591352586401.jpeg)https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html

↑上記は、総務省の統計データ『**家計調査***』です。
2020年4月のデータが公開されました。

***消費支出が【11.1%減】***（前年同月比）になっています。
3月が6.0%減だったので更に大きくなっています。

緊急事態宣言が出されたので、このデータは予測済み。
ただ、どれほど下がったのかを数値で把握しておく
必要があるのです。

下記をご覧ください。↓

[*](https://www.businesscreation.jp/wp-content/uploads/2020/06/B62EA32C-A3FF-4620-8C6A-626189C17725-e1591352619784.jpeg)https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_rf1.pdf

↑今回の家計調査データは上記が大切な部分。
品目別にピックアップされています。
前年同月比▲（マイナス）だらけです。

個人的に気になるマイナス品目をピックアップすると

品目別前年同月比

**・食事代：▲63%
・飲酒代：▲90%
・鉄道通勤定期代：▲41%
・タクシー代：▲69%
・航空運賃：▲94%
・ガソリン：▲28%
・宿泊料：▲94%
・パック旅行費：▲97%
・映画・演劇等入場料：▲92%
・文化施設入場料：▲95%
・遊園地入場・乗物代：▲97%
・口紅：▲41%**

となっています。

数値で見るとわかることがあります。
**鉄道通勤定期代とガソリンは減少率が低い***。
通勤していた人の割合がここから推測できます。

全員が在宅勤務になったわけではなく、おおよそ半数の
人が在宅勤務で、半数の人は通勤していたのではないか。

根拠は次のとおり。
大企業で働く人数は全体の3割を占めています。
大企業は、ほぼすべてが在宅勤務になったと考えます。
中小企業は部分的に在宅勤務になっていたので
トータルでは、半数が通勤、半数が在宅勤務と
考えられるのです。

9割減の品目はニュースで何度も取り上げられて
いるので周知の事実。
さほど目新しい内容ではありません。

しかし、数値で把握すると状況が目に浮かびます。

*

## 視界不良なり

話題に事欠かない時期です。
毎日話題を提供する側としては、ネタ切れがないので
好都合ですが気分は晴れません。

なぜなら、**予測は霧の中***。
ほとんど見えません。

視界不良。
雲の中を飛行しているような感じです。
前が見えないとき、どうするのか。

飛行機のパイロットは視界不良のときは
**計器だけを頼りに操縦します**。（**計器飛行**）

経営も日々のデータを元に操縦するしかなさそうです。

### 不確実な未来が迫ってくる

***先行き不透明***。
世界中で不透明です。
だれも先が見えていません。

なので先行き不透明を語る時間はムダかも
しれません。

こんなときこそ、解説する人ではなく
***動く人に価値が発生する***と考えています。

不透明、不確実、予測不能、と呼ばれるときに
正確性を求めたり、確率を求めたり、効率を求めては
いけないのです。

なぜなら、求められたスタッフは動けなくなるから。
動かなくなるからです。

## まとめ

毎日のデータで日々判断しながら、正確性を求めず
軽やかに動いていく。

これが現在のポイントになるでしょう。
というのも、動いている人が少ないですし、テンポも
ゆっくり。

ソーシャルディスタンスを保ちながら、動ける範囲で
最大限行動すればかなり有益だと感じています。