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title: "販売チャンネルを広げるときにはココに注意"
date: 2020-06-29
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categories: [マーケティングのヒント, 経営戦略]
tags: [ネット販売, 価格戦略, 販売チャンネル]
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# 販売チャンネルを広げるときにはココに注意

【fjconsultants365日Blog：4,194投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## チャンネルを広げる

小売業界や小売業界関連で主にリアル店舗の売上が
会社の柱でした。
通販に手をつけていても、***売上における割合は少ない***
ケースは大手企業でも見られます。

しかし、店頭での売り上げが伸び悩んでおり、他の
***販売チャンネルへの進出***やウェイトを大きくしたいと
考えている人も増えています。

減少した売上をカバーするため、今後発生するかも
しれないコロナ第二波対策のために手を打っておき
たいのです。

では新しい販売チャンネルへの進出はどのように考えて
戦略を立てていけばよいのでしょうか。

過去を振り返りながら考えてみたいと思います。

*

### 販売チャンネルによって商品が違う

販売チャンネルの戦略については事例を見るとわかり
やすいです。

アパレルメーカーでは、**店頭と通販、アウトレットの
3種類で全て商品を変えている**ケースがあります。

店頭では店頭にしか置いてない商品。
通販は通販専用の商品。
アウトレットはアウトレット専用で商品を作って
いたりします。

顧客から見れば、店頭で買える商品と通販で買える
商品は同じではないかと考えているかもしれませんが
そうとは限りません。

アウトレットも店頭での売れ残り品が回ってきている
ように考えているかもしれませんが、実際にはアウト
レット専用の商品を作っていたりするのです。

なぜこのように手間をかけたりするのでしょうか。
商品作り、在庫管理から考えればアイテム数が増える
ことにより会社にとってはコスト増になってしまいます。
しかしそこには、メリットがあるのです。

メリットのひとつは、**商品価格の値崩れがしません***。
店頭に置いてある商品を通販でも販売し始めると、
なぜか通販では価格が値崩れします。

ある通販サイトに商品を出すと価格が勝手に下がって
いくシステムが導入されていたり、通販専門に販売を
しているメーカーがあると、価格競争に巻き込まれて
しまいます。

通販専門に販売しているメーカーは価格弾力性が高い
からです。

通販専門のメーカーはもともと粗利設定が高く、複数
回の値引きに耐えられるような商品開発をしています。
原価の低い商品開発をしているのです。

通販の特性から行くと、店頭で売れ残った商品を
大幅な値引きで販売するのには適しています。

しかしブランド価値が下がるのでマイナス面も
考慮しなければなりません。

そのため通販専用の商品を手間をかけて作っている
メーカーがあるのです。

### 低価格ブランド構築

リーマンショックの後、あるメーカーは***安い価格帯の
新ブランド***を発表しました。

今までの商品は値引きしたくなかったので、3割以上安い
価格帯の新ブランドを構築する戦略に出たのです。

結果的には成功しました。
この場合、新ブランドの方で**新しい顧客を創造**すること
に成功し、既存ブランドについては値引きも不要になっ
たからです。

低価格のブランドを出すのは体力があれば有効な手段です。
既存ブランドと新ブランドが隣同士で並んでいても
価格帯が違えばビジネスとして成立することもあるのです。

### 新ブランド戦略展開法

業界によっては新ブランドを出せない場合もあるかも
しれません。

その時は***新会社を作ってでも***出さないといけないときが
来るかもしれないと思っています。

違う価格帯、特に低価格帯の新商品を出したいが
自分の会社ではできないケースがあるからです。

そうでもしなければ、テスト販売もできないのです。
そのときはテスト販売用の新会社を作ってでも
やるべき時期だと感じます。

今は新しい会社を作るのにハードルが低く、すぐに
可能です。

新型コロナウィルスの時期に入っても新会社設立の
相談はきています。

特にこうした不況の時は、思い切った価格帯の商品や
サービスを新発売しやすい。

業界からも黙認されたり、中には真似されるほど
注目を浴びることありますが叩かれる事は少ないです。
そう考えるとチャンスな時期なのです。

## まとめ

販売チャンネルを広げることは可能性を広げることなので、
やらないより取り組んだ方がいい。

しかしそこに**戦略は必要**です。
わからない場合はリスクを低減しながらテスト販売に
挑むことです。

***単なる安売りは避けたい***ところ。
販売チャンネルを広げて、販売する数量は増えても
価格が下がったら結局のところ利益額は増えないことも
あるのです。

そんなことがないように、戦略を立てて挑みたいところです。