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title: "最安値のディスラプター企業があらわれたらどうする？"
date: 2020-07-31
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categories: [ビジネスモデル, 経営戦略]
tags: [ディスラプター, 業界破壊, 破壊者]
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# 最安値のディスラプター企業があらわれたらどうする？

【fjconsultants365日Blog：4,226投稿目】
～経営には優先順位がある～経営コンサルタント藤原毅芳執筆

## 不況期に出てくる

不況期には思い切った企業が出てきます。
業界を破壊する企業です。
破壊者と言われ【**ディスラプター**】と呼ばれていま
す。

これから、ディスラプター企業が、大企業に限らず
スタートアップ企業でも出てくるでしょう。

競争が激化していくのです。
そんなディスラプター企業の方向性を考えながら対
抗策について見ていきたいと思います。

*

### 低価格提供のディスラプター企業

ディスラプター企業が提供する商品サービスは新ビ
ジネスモデルになっていることがあるので、価格は
**低価格**。

最安値で提案してきます。
中には無料を打ち出してきたりします。
（**フリーミアム**）

そのため『**ディスラプター企業の脅威***』と表現され
るのです。

*

例えば歴史ある業界では、それぞれの企業が無理な
競争をせず調和を保っているケースがあります。

お互いのお客様を奪い合わず、それぞれの経営を維
持させるようにしています。

そこには、競争がありません。
変化もありません。

こうした業界ほど、ディスラプター企業が発生して
いくのが今後です。

顧客にとっては、今までより安くて同等な商品が手
に入るのでメリットしかありません。

特に不況期になればなるほど、競争は一気に激化し
破壊者があらわれてくるものなのです。

企業経営は対策が求められるのです。

### 低価格に対抗するか

既存企業にとって新興企業の価格に対抗するかは判
断に迷います。
判断を間違うと自分たちだけ赤字になってしまうの
です。
そんな事例があります。

オンライン株取引を提供する証券会社は
「売買手数料無料」
で揺れています。

米国の新興企業が「手数料ゼロ」を打ち出したので、
日本では、対応が2つに分かれました。

手数料無料を追随する企業と、現状の手数料を存続す
る企業に分かれたのです。

2020年4月〜6月期の結果は、手数料無料を追随した
企業だけ赤字になりました。

新型コロナウイルスにより売買が活性化したことによ
り、手数料収入が増えたのです。

手数料ゼロに踏み切った企業だけが赤字になったとい
う事例です。

安くすれば成功するわけでもないのがここではわかり
ます。

日米ネット証券、利益なき繁忙　手数料「ゼロ化」直撃：日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62093990Q0A730C2EE9000/

### 追随のタイミング

ディスラプター企業が参入してきたときに考えるのは
「すぐに追随しなければならない*」
という先入観です。
慌ててしまうのです。

しかしそれが正しいのでしょうか。

特に上記のように収入に直結する部分を「無料化」に
踏み切るのは慎重にならなければなりません。

スタートアップ企業は、もともと売上も利益もないの
で無料化からスタートしても痛みは少ない。

しかし、利益を上げている既存企業にとっては収益が
なくなることになるので決断によって経営が左右され
てしまうのです。

ベストな選択肢は、
・他社の様子を見ながら追随準備をする
ことです。

いつでも同じようなサービスを打ち出せるような準備
をしながら、スタートを切るタイミングだけ見極める
のです。

## まとめ

ディスラプター企業が参入した時ほど、経営者の実力
が問われる時期はないと思います。

一歩間違えれば、企業の存続までも脅かされるからで
す。
決断に命運がかかっています。

「**慎重過ぎてもいけない、しかし大胆過ぎても誤る**」
領域です。
こうした場面での経験豊かな方との対話が解決へと
導いてくれると思います。