---
title: "コスト意識を自覚させるには？"
date: 2020-09-11
url: https://businesscreation.jp/2020/09/11/%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%83%88%e6%84%8f%e8%ad%98%e3%82%92%e8%87%aa%e8%a6%9a%e3%81%95%e3%81%9b%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%af%ef%bc%9f/
categories: [会計, 経営の優先順位]
tags: [コスト削減, コスト意識, コスト管理]
---

# コスト意識を自覚させるには？

【fjconsultants365日Blog：4,267投稿目】
～経営には優先順位がある～fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

## いったい・・・

***「いったい、いくらかけているんだ」
「どうして、こんな価格で買っている？」
「相見積もりしたの？」
「在庫がこんなにあるのはなぜ？」
「なぜ、2人で行ったの、わざわざ」***

と、会社の中ではコスト意識のない行動
が続くことがあります。

不況や不景気には経営者が神経質になる
部分。切実です。

このような状況にあるとき、どうすれば
コスト意識を全員が持つようになるので
しょうか。
その点について考えてみたいと思います。

*

### 取りに行く

在庫は各店で共有すればいい。
そうすれば各店で欠品がなくなるはず。
もし自分のお店になければ隣のお店から
スタッフに届けてもらうか、こちらのス
タッフが取りに行けばいい。

これ、正しいですか？

欠品をなくす、という点については解決
しています。正しいです。

しかし、企業の根本である利益を生み出
すことについてはマイナスです。
下手をすれば、この行為が会社を赤字に
します。
それほど、コストがかかる行為です。

このように、小さいミクロの部分が正し
くても、マクロの結果が出ないことを
**【合成の誤謬】**
と呼んでいます。
**部分最適できているが全体最適できてい
ない***。
もしくは***各論正解だが総論不正解***、とで
も言うのでしょうか。

欠品をなくすために、スタッフが隣店ま
で取りに行くのは、コスト意識がない行
動だと社内で定義しなければならない。

そうしなければ、利益を垂れ流している
ことにもなるでしょう。

### なぜか2人で行く

お客様のところにスタッフ2人で商談に
行く。
これも意味があるときと、ない場面があ
ります。

2人の役割が明確に違う場合、かつお客様
に利益をもたらす場合のみ2人訪問は有効
です。

それ以外は単なるコストアップでしかあ
りません。

同じ能力、同じ分野の2人が同行する理由
はありません。

たとえば、同じレベルの営業が2人で営業
訪問しているときがそれに当てはまります。
特に既存顧客への2人訪問は目的が見えない
ときがあります。
新規訪問なら目的が明確なのでメリットも
ありますので誤解なきようお願いします。

また営業と技術といった営業と専門職の
スタッフが2人ペアで訪問するのは意味
があり、お客様もメリットになります。

お客様から見て、営業が2人で来社したら
「コスト意識のない会社」
と判断してしまうこともあるのではない
でしょうか。

不景気になると、なぜか営業同行が増え
る傾向にあります。

単なる暇だから無理やりに仕事を作って
いる場合もありますので、その点は見極
めしたいところです。

![電卓](https://businesscreation.jp/wp-content/uploads/2017/12/PAK23_notedentaku20140312.jpg)

### 相見積もりをしない

「地元の知り合いの企業に発注したいと思います」
**「相見積もりは？」**
「していません」
**「どうして？」**
「知り合いなので・・・」
と言い値で発注しようとする人もいます。

これも正しい行為とは言えません。
なぜなら、価格が適正なのかわからない
からです。

適正価格というのは市場で同一レベルの
商品・サービスを手に入れられる価格を
指します。

相見積もりをして安価なところに切り替
えろ、と言っているわけではありません。

定期的に市場の適正価格を調べ、いつも
頼んでいる会社に適正価格で依頼するのが
ここでは適切です。

### 在庫がないと心配で

在庫過多もコスト意識の無さを表しています。
消耗品と呼ばれる品から部品などまで様々
ありますが、在庫を適正な量にするのは大
切な部分です。

世の中に供給が安定しており、注文して
から翌日もしくは2〜3日で届くモノを過
大に在庫する必要があるでしょうか。

「注文量が多いと一個あたりの単価が安
くなるので買いました」
これも在庫を増やす要因です。

在庫にしてしまうと、会社にはキャッシュ
がなくなります。
在庫に化けます。
そうなると、滞留が発生するのです。

発注者が心配性の性格だと、自然と注文
量が多くなり在庫過多になる傾向にあり
ます。
会社で発注数量の基準設定をする必要が
ある部分だと感じます。

## まとめ

コスト意識を高めるには
「**自分の財布だったら、そうしますか？**」
と質問し確認しています。

「会社のお金」は、自分の財布ではなく、
他人の財布。
痛みを感じないものです。

「在庫は商品（モノ）ではなく、会社の
お金だとイメージできますか」
「在庫を見て、札束に見えますか」

そんな言い方もあります。
コストも**他人ごと**ではなく、**自分ごと**と
して考えられるようになるのがベスト。

そこまで意識を高めるために、上記の
質問確認を継続していくしかありません。