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title: "一気に変えるのではなく徐々に更新する新陳代謝経営"
date: 2020-10-11
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categories: [ビジネスキーワード, 事業承継者のための生き残り組織運営]
tags: [原則, 原則回帰, 新陳代謝]
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# 一気に変えるのではなく徐々に更新する新陳代謝経営

【fjconsultants365日Blog：4,297投稿目】
～経営には優先順位がある～fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

## 代謝

代謝がよい、といえば身体（生命）のこと。

具体的に、代謝とは合成や化学反応を指しています。
合成や化学反応をまとめた総称となります。
エネルギーが入る、エネルギーが出ていくことが前提となっています。

その代謝のひとつが「新陳代謝」。
意味は
・古いものが新しいものに切り替わっていくこと
です。

身体のことで言えば、
**・細胞が新しくなる
・骨が新しくなる
・内臓が新しくなる**
などがあります。

頭髪や爪などは定期的にカットしているので実感できるでしょう。

これが自然の摂理ならば世の中の原則が隠されていると考えます。

### 自然の摂理から考える

経営の判断を考えるとき、ふと自然の摂理に帰ることがあります。

たとえば、身体の新陳代謝の周期を見ると
*・肌：1ヶ月〜2ヶ月程度（年齢による）
・血液：4ヶ月程度
・骨：5ヶ月程度*
で細胞が更新されています。

これが細胞の更新速度です。
この更新速度を見てわかることは3ヶ月〜6ヶ月で更新されていること。

細胞レベルで見れば身体は1年間に2回〜4回程度更新している。

これを企業に当てはめればどうなるのでしょうか。

### 更新速度

着目は更新速度です。
更新される頻度と考えればわかりやすいでしょう。

たとえば
**・組織の更新頻度
・チームの更新頻度
・商品の更新頻度
・顧客の更新頻度**
は考えやすい点です。

組織やチームの更新頻度は頻繁に行うことが少ない。
しかし、まったく代謝がない状態が続くと病気になる。
マンネリであり、飽きから発生するモチベーション低下。

これがひとりでも人が入ってくると病気が改善する。
劇的に良くなることもあります。

1年に1回〜2回の更新があるのがベストだと導けます。

### 商品・サービスの更新

商品・サービスの更新頻度も同じように考えます。
既存の商品・サービスであれば半年に１度はリニューアルさせる。

商品自体の変化はなくても見せ方、見え方を変えてみる。
これも更新の一種です。

継続的に購入いただいているのであれば、見せ方、見え方の変化は新鮮に感じます。

新しい商品になったと感じるのです。
WEBサービスは頻繁にデザインや使い方、ボタン位置などを変えてきます。

使い慣れた操作性も一気に切り替えてしまいます。
これも新陳代謝による新規性の実感を目的としているのでしょう。

使い慣れた操作を切り替えられるとユーザーは混乱を起こしますが、新しい操作へのチャレンジは脳が活性化され、新しいものを手に入れたという達成感も生み出すのです。

## まとめ

新陳代謝は単に入れ替えることではない。
そう感じます。

更新頻度、更新速度という形で考えれば上書きするイメージが持てます。
総入れ替えのイメージがつきまといますが、総入れ替えだけで考えると失敗する可能性も高くなります。

徐々に更新する。
部分的に更新する。
それだけでも意味が出てきますし、結果につながります。
頻度は3ヶ月に1度、6ヶ月に1度を考えていけばいいのではないでしょうか。

会社の骨格となる部分は6ヶ月に1度更新する。
細かい部分は3ヶ月に1度更新する。
それを基本と考えておけば定期的な慣習となるでしょう。
定期的に行えば、1年後、2年後には総入れ替えしたことと同じ状態になるのです。

一気に総入れ替えする方法もありますが、他の手法もできるようにしておくと経営の選択肢が広がります。