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title: "予想より少ない消費にまわる額"
date: 2021-01-01
url: https://businesscreation.jp/2021/01/01/%e4%ba%88%e6%83%b3%e3%82%88%e3%82%8a%e5%b0%91%e3%81%aa%e3%81%84%e6%b6%88%e8%b2%bb%e3%81%ab%e3%81%be%e3%82%8f%e3%82%8b%e9%a1%8d/
categories: [ニュースから企業経営のヒント, 統計データを定点観測]
tags: [消費, 給付金, 貯蓄額]
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# 予想より少ない消費にまわる額

【fjconsultants365日Blog：4,379投稿目】
～経営には優先順位がある～fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

## 実際にまわったのは

年末の記事ですが、気になっていたので取り上げます。
1人10万円の給付金のうち、**実際に消費にまわったのは**いくらなのか。
その推測値が出ています。

**[*](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012787641000.html)

[10万円の給付 実際に使ったのは1万円？ 証券会社が試算 | NHKニュース](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012787641000.html)

[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012787641000.html](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012787641000.html)

【NHK】新型コロナウイルスの感染拡大を受け実施された1人当たり現金10万円の一律給付について、実際に使われたのは1万円程度にとど…

実際に消費された金額は1人当たり『1万円**』。
たった1万円であり、10万円の**1割しか**消費にまわっていません。

算出方法は、
・総務省が公表している**家計調査**
・2020年**6月と7月**のデータを分析
・2人以上の世帯、消費支出と預貯金額から分析
・**29,000円**が消費に使われた
・平均世帯人数を**3人**と計算すると1人当たり**9,700円**
となっています。

実際に5万円、10万円と使った家庭もあると考えると**『まったく使わなかったゼロ家庭』**も多いのが推測できます。

### なぜ消費しない

なぜ給付金を出しても消費にまわらないのか。
それは、**先行き不安**もありますが、今回の給付が
・**1回限り**
と感じ取られてしまったのが大きな要因のひとつです。

もし、最初に給付金を出したときに、
・**継続して2回目の給付もあるかも**
と匂わせておけばよかったのではないでしょうか。

2回目の給付があるかも、ひょっとして3回目もあるのか、と期待値が高まるほど、安心して消費できるのです。

10万円全部使わないにしても、**半分程度**消費する人、**3割**程度消費にまわす人が増えていたでしょう。

### 12.7兆円

1人10万円の給付金は、**総額12.7兆円**。
1割しか消費にまわらなかったのであれば、**1.27兆円**。
残りの**11.43兆円**は貯金か投資にまわっています。

貯蓄率が最高、という記事も10月に出ていました。

**[](https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHWXTVDWRGG901)

[貯蓄率は過去20年で最高、給付金と消費低迷が押し上げ](https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHWXTVDWRGG901)

[https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHWXTVDWRGG901](https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHWXTVDWRGG901)

今年度の家計所得のうち、消費に回らない貯蓄率は過去20年で最高となった。新型コロナウイルス感染が完全に収束しない中で消費が低迷する一方、政府からの一律10万円給付で所得が増加した。

## まとめ

企業の業績が芳しくない状態でも株価が上昇**しているのは、**給付金が消費にまわらないのが原因***です。

**貯蓄や株式投資**にまわっているのです。
消費も**『実用性』**や**『必要性』**が問われていますが、2020年の1年間、消費を抑える**経験値が増えている**ため、2021年はさらに消費マインドは上がらないでしょう。

*『買わなくてもいいのでは』『外食しなくてもいいか』『忘年会まったくないですし』*と気付き始めています。
その障壁をクリアしながらビジネスを計画していくのが2021年だと感じます。