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title: "実態と指標の乖離"
date: 2021-02-17
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categories: [ニュースから企業経営のヒント, 統計データを定点観測]
tags: [GDP, 景気, 株価]
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# 実態と指標の乖離

【10年超：fjconsultants365日Blog：4,426投稿目】
～経営には優先順位がある～fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

## 両極端

ニュースの見出しが話題に上がっています。
両極端の見出しが並んだからです。
そのニュースとは

> 東証（日経平均株価）一時3万円台、30年半ぶり

> 20年のGDP11年ぶりマイナス4.8%（リーマンショック時マイナス5.7%）
> 
> 
> 
> https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210215/k10012867371000.html

の2つです。
プラスの面とマイナスの面が同時に発生している。
そこに違和感が出ているのです。

『どうして？』
と感じてしまう。
今までの経験の中でもGDPマイナスで株価が上昇というのはなかったのではないでしょうか。

### ではない

株高について日本証券業協会会長の談話が出ています。

> 株価3万円台上昇 “バブルではない” 日本証券業協会会長

『バブルではない』と解説しています。
具体的には

> 「バブルではないかと言う人もいるが株価は今ではなく、さきざきを見ている。企業業績は今期よりも来期のほうがよく、あとから追いついてくると思うのでバブルではないと思っている」

とあり、株価は先行指標との見解。
ここは、大きく意見が分かれるでしょう。

バブルではない、というのもいつまでのことを指しているかによって違います。
この株高が何年続いても最後に急落したら『バブル』と認定されることもあるからです。

ただ、今は世界中で金余り現象が続いていますので株高は続くと見られています。
この株価の動きは、企業業績と連動していないと解釈する方がよさそうです。

### 経験から判断できない

このように過去にない事象が発生しているときは経過から判断はできません。

要因と変化から予測していくことになります。

## まとめ

消費活動と経済指標の乖離。
経済指標が現状の世の中と一致していないという指摘があります。

メルカリで販売した場合、GDPに計上されるのはメルカリの手数料（販売金額の10%）だけです。
流通した金額の10％しか計上されません。

今後、こうした消費活動を把握できる指標が必要になると思います。

景気の動向をどこで把握し、判断していくのか、経営者の力量が問われそうです。