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title: "最後尾の参入のときはこの戦略で"
date: 2021-12-14
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categories: [経営戦略]
tags: [経営戦略]
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# 最後尾の参入のときはこの戦略で

fjconsultants Blog：4,721投稿目　fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

## 大手がひしめく中に参入

 大手自動車メーカーが ひしめく中、自動車メーカーとして後から参入し10番目に登録されたメーカー。
それが、光岡自動車です。https://www.mitsuoka-motor.com/
ミツオカのポジショニングは非常に興味がわきます。 

他の自動車メーカーから車体を購入し、ボディーを分解して、新しい外装を作り上げます。
独自のデザインで経営戦略を立てており、そこには 限られたファンが支えています。

光岡自動車を見てみると富山県の会社で、 創業者は自動車の整備から始めています。
その後中古車販売で全国展開。（ブランド名：BUBU）
成功しました。

そこに現状満足はなかったらしく、50CCのゼロハンカーという4輪車を開発。
製造販売をしていたのです。 
しかし長くは続きません。
法改正がありゼロハンカーを 完全撤退。
在庫を全て処分しました。

しかし車を開発する事は諦めておらず、その後改造車のジャンルで再スタートをしています。
他社メーカーの自動車を改造し、デザインを変えて販売をする。
そうしたことを続けていました。
最終的には 1994年に正式に自動車メーカーとして認可されました。
国内10番目の自動車メーカーです。

[](https://businesscreation.jp/wp-content/uploads/2021/12/AdobeStock_265726807-scaled-e1639485772435.jpeg)Side view of a white sports car in 3D

### 最後尾で参入した

大手がひしめく市場において後から参入するのは難易度が高いです。
普通はやりません。勝てないからです。
なので大手と手を組んで協業する形のビジネスモデルを作り上げています。 

大手から自動車を購入してボディを作り替える セカンドクリエーター的なメーカーとしてポジショニングを構築したのです。 
このポジショニングの取り方は非常に参考になり、他の業界でも応用できるのではないでしょうか。

特に後から参入する場合は、大手との競合関係を構築できるとメリットは大きいです。
光岡自動車は全国販売をしていますが、販売した車の整備は仕入れたメーカーのディーラーでお客様は行うことができるのです。
自社で整備工場の全国展開をする必要もありません。

### カーオブザイヤー

 カーオブザイヤーが発表されました。https://www.jcoty.org/

今年は日産のノートシリーズが受賞しています。
コンパクトカーが受賞するのは7年ぶりのことではないでしょうか。

こうした賞は特にスポーツカーや高級車が受賞されます。
製造コストも違いますので 高級車やスポーツカーが受賞しやすいと思います。

そんな中で日産のノートが受賞したのは興味深い点だと思い取り上げています。 

日産のノートに関してはコンパクトカーの定番にポジションがあり、販売は安定していました。
 爆発的に売れたのはeパワーシリーズが出てからです。
販売台数が急激に伸び、月間の販売台数1位を日産が久しぶりに獲得した記念すべき車です。

 商品作りにおいて、機能や要素の組み合わせがいかに重要かと思い知らされるのがこのノートの躍進です。
 マイナーチェンジでエンジンからeパワーに切り替えたり、ノートオーラというコンパクトカーの中でも高級車の位置づけで商品を出してきた事はマーケティング的な成功を収めています。 

新しいカテゴリーを作ったと言えるのではないでしょうか。
なので機能性が高いとか性能が良いだけでは商品は売れません。
顧客が求めているものをパッケージ化できる能力も大切なことをこのノートが証明したと思います。

[](https://businesscreation.jp/wp-content/uploads/2018/08/GINZAPAS00754_TP_V4.jpg)

## まとめ

 自動車は変革期に入っています。
トヨタ自動車の歴史を振り返るとそれがわかります。
トヨタが自動車をつくろうと思った時期は、豊田織機が世界大恐慌のあおりを受けて何か新しいことをしなければと考えたときです。
新規事業として自動車に進出した経緯があります。
結果的には、世界的な大不況がトヨタ自動車を新しく創出したと言えるのではないでしょうか。

世界大恐慌は振り返れば1929年からスタートしており 企業の約4割が消滅したと言われている大規模な不況。 
こうした大きな出来事をきっかけに新しいものが作られていくというのが今回も発生すると感じます。

特定の業界の人には話題になっていますが、クリプトcrypt、NFT、DAOといった単語が飛び交っています。 
2021年で急速に進んでいった分野です。
まだ何のことかわからない分野ではありますが、5年後には誰もが利用しているものになるかもしれません。
また大きな変化が訪れるのがわかります。