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title: "優位性がない場合にどう考える"
date: 2024-02-13
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categories: [経営の優先順位]
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# 優位性がない場合にどう考える

## ほとんどない場合

ビジネスは優位性が大事。差別化できないといけない。そう言われますが、現実には、他者と比較して優位性もほとんどなく、差別化ポイントも無理やりつくらないといけないケースもあります。こうした場合には、どのような視点でアイデアを出して、戦略を考えていけばいいのでしょうか。その点について考えてみたいと思います。

### 優位性のないとき、どうするのか

ビジネス環境は、変化の速度がますます速くなり、競争が激化しています。かつては、独自の技術や製品、ブランド力などによって競争優位性を築くことができた企業が勝ち残ることができました。しかし、近年では、そのような優位性がすぐに陳腐化してしまうケースが増えています。優位性が減少して行くのが普通で、最後には他者と同じレベルに収束していく現象が目につくようになりました。

では、優位性のない場合、何ができるのでしょうか？

### 1）ニッチ市場に特化する

競合があまり参入していないニッチな市場に特化することで、独自のポジションを確立することができます。ニッチ市場は、規模が小さいというデメリットもありますが、競争が限定的になり、顧客のニーズを深く理解し対応しやすいというメリットがあります。

### 2）顧客との深い関係を築く

顧客とのコミュニケーションを積極的に行い、信頼関係を築くことで、競合他社との差別化を見出すことができると思います。顧客との深い関係を築くには、顧客のニーズを丁寧に聞き取り、それに応じた商品やサービスを新たに生み出すことが可能になるのです。ここはポイントです。

### 3）独自の価値を創造する

既存のサービスに独自のアレンジを加えたり、全く新しいサービスを開発することで、競合との差別化を見つけることもあります。独自の価値を創造するには、常に新しいアイデアを探求し、それを試すことが到達へと導いていきます。顧客が評価する領域に進出することがカギになるので外さないことです。

### 4）M&Aによる事業変容

自社単独では実現できない機能を獲得するために、M&Aを検討することも有効です。M&Aによって、新たな顧客を創出したり、市場に進出することも可能性があります。表面的な資産以外にも予想外に得られる隠れ資産もあるので、実際に進めないとわからないのが特徴です。優位性にもつながるケースがあります。

### 5）注意点

どの戦略を選択する場合でも、以下の点に注意する必要があります。

- 自社の強みや弱みを理解し、将来の強み弱みも予想する

- 市場環境を深く分析する、見えないところまで

- 競合他社の戦略を分析し、将来選択する戦略まで予測しておく

- リスクを評価する

## まとめ

優位性のない場合には、迷うことになりますが、状況に合った適切な戦略を選択しなければなりません。上記の4つの戦略を軸に考えるとアイデアが出てくることもあります。シンプルな戦略に落ち着くこともあるでしょう。そこから解決へと進むこともあるので可能性は追求するしかありません。

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