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title: "原則は禁止だが例外がある日銀の国債引き受けについて"
date: 2025-02-16
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categories: [統計データを定点観測]
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# 原則は禁止だが例外がある日銀の国債引き受けについて

## 教えて

日銀のウェブサイトには「教えて！にちぎん」というコーナーがあります。『日本銀行や金融、経済に関してよく頂く質問についてＱ＆Ａ形式で解説したもの』とあります。その質問の中から、今回はひとつ取り上げてみます。この質問です。

「日本銀行が国債の引受けを行わないのはなぜですか？」という質問です。答えの内容を箇条書きにすると下記になります。

- 日本銀行における国債の引受けは、財政法第5条により、原則として禁止（国債の市中消化の原則）

- なぜなら、国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失うから

- なぜなら、中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがあるから

- そうなると、その国の通貨や経済運営そのものに対する国内外からの信頼も失われてしまう

- わが国だけでなく先進各国で中央銀行による国債引受けが制度的に禁止されている

とあるのです。

> 教えて！にちぎん
> https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/op/f09.htm

### 国債の市中消化の原則とは

国債には市中消化の原則があります。これは
・民間金融機関や個人投資家などの市場参加者が国債を購入する
という原則です。
・日銀の国債引き受け禁止
を別の言い方で表現しているだけです。原則は民間金融機関に売却することなのです。しかし、日銀は間接的に国債の引き受けをしていました。民間金融機関が購入した国債を間接的に購入していたのです。発行された国債の9割を間接的に引き受けていた時期もありました。原則は禁止なのですが、法的には例外時には「この限りではない」とあるので、拡大解釈をしているのでしょう。原則を逸脱した壮大なる実験が行われたと感じる人もいるのではないでしょうか。

## まとめ

原則は何のためにあるのか。それは過去の経験から導き出された失敗しないノウハウです。インフレを起こさせないため、政府の財政節度を失わないために原則が定められています。それを逸脱するには「リスク」がともないます。現在は、リスクオンで進んでいる状態。これが、ハイリスクなのか、ローリスクなのかは意見が分かれています。2025年になってからの長期金利の上昇スピードは明らかに以前より速いスピードで金利上昇を形成しています。リスクは大きくなっていると個人的には感じます。

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