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title: "仕事の成果は「始まる前」に決まる。『後始末』に追われないための『前始末』"
date: 2025-10-14
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categories: [リーダーシップ]
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# 仕事の成果は「始まる前」に決まる。『後始末』に追われないための『前始末』

## 前始末という考え方

「なんだか毎日、問題処理やクレーム対応に追われている…」
「仕事が終わっても、いつも後片付けや修正作業が残っている…」
もし、このように感じているなら、日々の仕事が「後始末」中心になっているのかもしれません。そうならないために、今回は、仕事の質と心の余裕を劇的に変える「前始末」という考え方について開設します。

### 前始末とは

後始末という言葉はよく使われる言葉です。何かミスをしたり失敗したら後で解決することです。物事が終わった後、その結果を処理し、片付けることです。
・トラブルが発生した後のクレーム対応
・プロジェクトで起きたミスの修正作業
などが後始末と呼ばれています。では、前始末とは何か。前始末は、その逆に、
・物事が起こる前に、問題が発生しないように先回りして手を打っておくこと
になります。大企業の創業者やCEOの中には、この「前始末」という言葉を多用する人がいます。

### 具体的には

前始末の例としては、
・緻密な段取り
　　プロジェクトを開始する前に、作業の順序や担当者を明確に決め、無理のないスケジュールを組む
・リスクの予測と対策
　　「もし〇〇が起きたらどうするか？」を事前にシミュレーションし、対策を講じておく
ことになります。「転ばぬ先の杖」という表現で表される内容です。

### 

前始末後始末タイミング 事前事後考え方Proactive（主体的・予防的Reactive（受動的・対応的）焦点問題の発生を防ぐ発生した問題に対応する状態心に余裕があり、主導権を握れ常に何かに追われ、受け身になる 

### 問題点

少し気になるところとしては、後始末を知っているリーダーが活躍しているように見えることです。前始末の上手なリーダーほど何もしていないように見えるのです。ただ、チームの結果を見るとわかりますが、ミスがなくスムーズに仕事が流れており、最終的にはリーダーの評価につながります。何か問題が発生していることを、常に叫んでいるリーダーは後始末ばかりしている可能性が高いです。この点は要注意だと感じます。

## まとめ

すぐれた「前始末」は、大変な「後始末」を最小限にしてくれます。もし今、ミスが多発し後始末の業務に追われ、疲れていると感じるなら、一度立ち止まってみてください。そして、「どうすれば事前に手を打てただろう」と考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
仕事の成果は、始まる前に決まっています。今日から「前始末」を意識して、一歩先を行く仕事術を身につけましょう。

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