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title: "ベネズエラの過去、好転要因"
date: 2026-01-06
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categories: [ニュースから企業経営のヒント]
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# ベネズエラの過去、好転要因

## 状況

ベネズエラはハイパーインフレを過去に起こし、国民の2割以上が国外に脱出した経緯があります。私も以前、ベネズエラの人と一緒に仕事をしたことがあるので、その辺は聞いたことがあります。その方もまだ日本で働いており、ベネズエラに帰るつもりはないと思います。そんなベネズエラの状況を論文から探ってみたいと思います。

### 好転要因

ハイパーインフレの時期を脱しているのが現在の状況。最悪な状況は過ぎています。その最悪なハイパーインフレ時には、インフレ率は最高で65,000％でした（2018年）。1年で650倍になったのです。100円で買えたものが、1年後には65,000円の値付けになっていたのです。逆に100万円の価値だった紙幣が、1年後には1,540円の価値まで減少するスピード。想像を超えるインフレです。

この状態では、通貨の役割を担うことができず、実質通貨は破綻状態でした。そこから、経済好転に至るとき、好転要因は次のふたつ。

（1）国家介入型経済政策からの転換
　　　従来の国家介入型経済政策を、政権維持のために緩和し、企業の自由な経済活動が可能になった
（2）事実上のドル化の進展
　　　通貨の信用崩壊にともない、なし崩し的に米ドル利用（事実上のドル化）が進み、決済手段不足を解消、経済活動を活性化

この要因から現在はハイパーなインフレは落ち着いています。しかし、インフレは続いている状態。他のハイパーインフレの国の事例を見ても、対応策は似ており、事実上のドル化（他の通貨）へ移行するパターンは多い。新しい紙幣を印刷しても、インフレはおさまらないのです。

## まとめ

石油の埋蔵量は世界トップクラス。米国の石油埋蔵量の4倍はあります。しかし、精油の設備は不十分。しかも石油の種類も重油なので、精製する設備も大掛かりになります。今後、米国がその石油をどうするのかは意見が分かれます。

ただ、石油産出国は少数なので、主導権を握ることが多いのですが、ベネズエラはそれができなかったのが特徴だと感じます。

> 底を打つベネズエラ経済―プラス成長とインフレ低下はなぜ達成されたか？
> 坂口 安紀
> https://www.jstage.jst.go.jp/article/latinamericareport/39/2/39_42/_html/-char/ja

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