米国人が日本に住んで
SNSや記事で話題となったので知っている人もいるでしょう。カリフォルニア出身の23歳米国人女性が日本へ移住。住んでいるところをWebや動画で解説しています。川崎市中原区で家賃月500ドル(約7.5万円)の部屋に住み、月給1,800ドルの英語教師として余裕を持って暮らしているという内容です。
本国では大学卒業後に4つの仕事を掛け持ちしても家賃・医療費・生活費に押し潰されそうだったらしい。家賃も高かったようです。現在の5倍以上の家賃だったようですね。
その彼女にとって、東京まで電車15分の場所で定食を6ドルで食べられる日本は「夢のような環境」だと解説しています。節約せず、食べたいときに外食できる気楽さが良さだそうです。
また、夜もひとりで歩くこともできる治安の良さも解説していました。落ち着いた、穏やかな場所という印象なのでしょう。
「日本は安い国」が定位置へ
これはひとりの事例にすぎませんが、例外的な事例ではありません。円安と米国の生活コスト高騰を背景に日本は
・とっても安い国
という定位置になりました。これ、昔の日本人が東南アジアに移住したのと同じ現象。アジアに行ったとき、
・何もかもが安く見える
状態でした。現在は、日本が当時の東南アジアと同じポジションだというのがわかります。
・安くて
・治安もよく
・安定している国
となるわけです。
「インバウンドから定住へ」
日本を「観光地」として選んでいる人が増えているので、インバウンドが注目されやすいです。しかし、今後は定住する人も目につくようになるでしょう。
「生活の拠点」として日本を選ぶ外国人が静かに、確実に増えていくだろうと予想しています。円安傾向がさらに強まる可能性も否定できないので、海外から日本を目指して来る人が増えれば、一緒に働くこともあるのではないでしょうか。
まとめ
円安は輸入コストを押し上げる逆風である一方、
「日本で暮らし、働きたい」
という新しい需要を生み出す方向性もあります。
定住する外国人をどのように迎え入れるのかによって、その層が増えるのか、そこまで増えないのかが変わります。当然ですが、海外からの移住組が馴染めず本国に戻るケースも見たことがあります。受け入れられなかった、というのが感想のようです。
今後もこの話題は増えていくだろうと思っていますが、文化の差や価値観の差があるので、そこを理解しながら進めたい部分だと感じます。一緒に働くとその点を感じると思います。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
