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title: "昭和ブームは単なるレトロブームではない"
date: 2026-04-22
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categories: [ニュースから企業経営のヒント]
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# 昭和ブームは単なるレトロブームではない

## 「古いもの」に惹かれる今

古いものがブームになると「レトロブーム」と呼ばれます。しかし、それはまちがいだと考えています。単なる昭和回帰ではないのです。そこを見誤ると顧客心理を読みきれないと感じています。では、実際に発生している事象から考えてみましょう。

北関東のある自動車専門店「[NeoCla](https://neo-cla.com/)」は、1980〜90年代のクルマを扱っています。個人的にも好みのクルマが多く、共感する取り扱い内容です。ここに20代が来店しているらしい。理由を考えてみたい。
・デザインが唯一っぽく見える（車種が被らない）
・価格が200万円前後（安く見える）←新車コンパクトカーでも300万円前後になるから
・今のデザインにない良さを見出せる
といったところでしょうか。実際に、人気なのは
・ボルボ
です。中でも
・850エステート
・940エステート
が好まれるみたいです。角ばったデザインが特徴のクルマです。当時も人気でした。850エステートは当時で400万円程度だったと記憶していますが、知り合いもがんばって購入していたのを覚えています。

### 新ジャンルとして認識

このような回帰現象は自動車に限りません。他でも見られる現象です。レコードやカセットテープも部分的に支持されています。20代にとっては、懐かしいという感覚はありません。すべてが
・新しい
のです。もっと詳しく説明すると
・新ジャンル
として見えているのです。ここがポイントです。単なるレトロブームではなく、1980年代の製品は明確な新製品として認識されるのです。食品でも
・昭和風パッケージ
が出てきたりしていますが、どれも目新しく見えていることに着目すべき。そして、新ジャンルとして認識された後に
・それがカッコいい
といった感覚で評価しているのです。

### グローバルでも同じことが発生

音楽でも、ジャズ、フュージョンの分野のベテラン高中正義氏が海外で人気。しかも20代30代から支持されているのを見ると同じことが発生していると感じます。これを、アンケート調査しても
・「温かみがあるから」
・「人間味があるから」
としか表現されないでしょう。しかし、その裏には、
・個性がある
のを感じています。現在、デザインや音楽に関しては
・どれも似ている時代
なのです。クルマはどのメーカーなのか、わからなくなりました。どれも似ているからです。メーカーの個性を感じさせないコンセプトになっているのでは、と感じてしまいます。その中で、
・1980年代の個性
が際立って見えるのは、理解できると思います。

## まとめ

ただ、全体の中で見れば、1980年代製品を支持する人の数は少数です。大きいわけではありません。そのため、狙いを外しやすいことは注意したいところです。今後のことを予測するならば、製品に対する価値観が転換するときに、一気に過去回帰のように見える現象がさらに多発すると考えています。

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