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title: "マネーサプライ過去最高121兆ドルの根本を知る"
date: 2026-05-15
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categories: [ビジネスキーワード]
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# マネーサプライ過去最高121兆ドルの根本を知る

## 世界に溢れるお金

グローバルマネーサプライが過去最高の121兆ドルに達しました。年間7%のペースで増加しています。10年で2倍の量に達するペースです。この話題、根本を知っておくと理解しやすいです。

世の中のマネーの量は過去から現在まで増え続けています。減ったことはありません。というのも、GDP成長にとってマネー量は必要不可欠だからです。マネーの量が減ってしまうとGDPが成長しません。根本が
・マネーの量
によって成立しているので、基本減ることはないのです。マネーの量が成長の源泉としている経済なので、このまま走り続けることになるでしょう。

### 日本も増えたが

思い起こせば、日本も「黒田バズーカ」により大量なマネーを供給したことがあります。景気対策として、
・マネー量を増やした
のです。そのため、日銀のバランスシートB/Sだけは大きくなりました。それにより、失業率が低下した、株価が上がった、などの成果を出したと言われています。

ただ、現実には、日本のGDPは成長せず、日本は海外と比較すると貧しい国に成り下がっています。マネー量が増え、株価と不動産の値上がりはあったのですが、それ以外では経済の成果はなかなか見えていません。インバウンドの方が日本で「安い、安い」と言っているのを見ると、ちょっと複雑な気分になります。

### 世界は負債で回る

「[世界は負債で回っている](https://amzn.to/494u333)」という書籍もあります。
・GDP成長の正体→経済成長に「新たな借金」は不可欠
と書かれてあります。経済の成長には、新たな借金が欠かせないので、結果としてマネーの量が増えていく、という経済システムを解説しています。そのため、
・マネーを持っている人ほど増えていく
構造にもなっています。世界全体のマネー量が増えていくときに、
・二極化
が発生するのは、当然の結果ということになります。

## まとめ

マネーサプライが過去最高を更新し続ける世界で、インフレは一過性ではなく「常態」となっています。その点は理解しておきたい部分です。もともとインフレ基調で経済を回しているのです。日本だけが20年以上の停滞をしていただけで、経済の構造はインフレがベース。その基本路線に日本も戻ったことを意識したいです。そのため、インフレ基調は継続していくのが普通なのです。

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