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title: "住宅ローンは満額返すものではなくなる"
date: 2026-06-05
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categories: [ニュースから企業経営のヒント]
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# 住宅ローンは満額返すものではなくなる

## 半分だけ返す住宅ローン

住宅ローンといえば、 
・借りた分は全額返済する
のが当たり前です。
・35年ローンなら、35年かけてコツコツ返す
もしくは
・繰上返済で少しでも早く完済する
しかありませんでした。これが、だれもが疑わない前提です。

ところが、ある銀行がリリースした[新商品](https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2026/0601_005778.html)は、この前提を壊しました。 

・「期日一括返済併用型住宅ローン」
・元金の50%は毎月の返済に回さず利息だけ払う
・残りの50%だけを通常のローンとして返していく
・そして最後に残った50%を一括で返済する

つまり「売却して精算する」ことを前提にした設計です。すべての物件が対象ではありません。対象は東京23区・横浜・川崎・大阪の1億円以上のマンションになります。細かいところの条件として、
・完済時の築年数65年以内
などがあります。公式には「月々の返済負担を軽減する新しいローンスタイル」とうたっています。

### クルマと同様の流れ

クルマの残価設定ローンと同じです。クルマの購入方法も
・一括キャッシュ購入
・ローン購入
しかありませんでした。そこから
・リース
・残価設定
と購入方法が多様化しています。その流れが住宅にもきています。理由はわかると思いますが
・購入価格の高騰
です。高額商品の購入になればなるほど購入方法が増えていく傾向にあります。

### 消費が前提

住宅やクルマは消費活動の中でも高額なのでウェイトが大きい。住宅消費やクルマの消費が落ちると経済にも影響が大きいのです。そのため、消費を落とさないようにするために購入方法が増えていく傾向にあります。以前なら買わなかった顧客層が購入できるようにしていると感じています。

## まとめ

住宅ローンの種類は本当に増えました。ローンを組みやすくし住宅を買いやすくしています。これは企業努力でもあるでしょう。ただ、長い目で見て、本当にそれで良いのか。リスクを理解してローンを組んでいるのかは気になります。長期といっても数十年という長期なので、だれも予測できない時間軸。それを限定されたシナリオ想定で決断するのはある意味リスクだと個人的には感じてしまいます。

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