このシリーズ

日経新聞のこのシリーズは見ていて興味深い。政府の方針について経済学者に聞くシリーズです。今回は、政府が打ち出した
・骨太方針
についてです。問いとしては
・官民投資などによる経済成長で債務残高GDP比は安定的に下げられる
と題して、
・強くそう思う
・そう思う
・どちらともいえない
・そう思わない
・全くそう思わない
・無回答
で経済学者が回答しています。回答に関しては、自信度も5段階で表示されており、
・自信5
の方の意見を読むようにしています。特に
・全くそう思わない
・自信5
の方の意見に興味がわきます。今回の内容だと
・官民投資による経済成長で債務残高GDP比を安定的に下げられない
と言い切っているわけです。その根拠が興味深い。

根拠

下げられないという意見の根拠としては
・国債利子率が上がっていくから
・高成長の前提は非現実的
・海外投資とも競合するので税収増は得られない
・官民投資による経済成長は不確実性に満ちている
・経済成長率を政府が自由に選べない
などが述べられています。
中には
・財政悪化を意図的に加速する政策ではないか
と、完全否定している意見もあります。

まとめ

経済の分野だけは、意見が正反対に分かれます。他の学問と違って、正解が見えない。再現性も低いのではないかと感じます。そのため、否定的な意見は
・耳を傾けるべき
と考えています。なぜ、否定しているのか。その根拠はどこにあるのかを確認したいのです。そこが今後の注目ポイントになるからです。もしくは、何が不確実性なのかも理解できます。だれも正解を知らない未来のことですが、それをどのように推測するかは、このようなすべての意見を見ておくと精度が上がると思います。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆