大手がスタート
アパレル大手のワールドが、生成AIでデザインした服を売り出しました。大手が出してくることに興味がわきました。通常なら、大手らしいプライドがあるので、生成AIがデザインした洋服の販売はしない、と感じていたからです。
ブランド名は
・「OO(オーオー)」。
です。ワールド発のD2Cブランドとして販売。中には、完売する商品が出ているそうです。
特化型のAI
アパレル業界は、ブランドビジネス。デザインという美、世界観を創り上げていく世界です。言葉にならないところを醸成する作業でもあり、そのプロセスはわかりにくいものでした。
そんなブランドビジネスに特化した生成AIプラットフォームも出てきています。たとえば
・「Maison AI」
はそのひとつです。単なる洋服のデザインだけでなく、
・戦略、企画
・デザイン
・マーケティング、PR
・リテール
・データ分析
・バックオフィス
・トレンドデータ
・グローバル展開
などのプリセットエージェントが揃っている形式です。
美の壁を突破したのか
生成AIがデザインした洋服が売れた、と聞くと
・美の壁を突破したのか
と感じます。美、世界観、美意識などは人間の残されたところとされてきていましたが、そこもある程度のレベルでアウトプットできることが証明されているようにも感じます。まだ、完全に証明されたわけではありませんが、その分野も進んでいることを感じます。
前提が変わる
ブランドを構築するには、優れたデザイナーが不可欠でした。感性のある個人を確保できた会社だけが、市場でシェアを拡大できたとされています。参入の壁は、人財の獲得であり、採用だったのです。しかし、生成AIによって、販売できるデザインが生成できるのであれば、この前提も変わる可能性が出てきました。
優秀なデザイナーは不可欠ですが、デザイナーの人数は少なくても成立する可能性が出てきたということです。ここは転換点かもしれません。
まとめ
人がデザインする価値が減っているとは思いませんが、デザインをする人の数は縮小しているのは事実です。デザイン会社も倒産が増えており、その傾向は始まっています。大手も生成AIの利用を公言しているのを見ると、今後は生成AIデザインの定着もはやいのではないでしょうか。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
