ビッグデータの強さを感じた
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【fjコンサルタンツ365日Blog:3573投稿目】
インパクトのあるニュース
久しぶりにインパクトのある
ニュースでした。
時価総額日本一のトヨタ自動車と
時価総額2位のソフトバンクが
手を組みました。
新会社を設立して共同事業に
乗り出します。
上記動画は共同記者会見の様子ですが
トヨタ自動車がプライドを捨ててまで
この事業に乗り出した様子が伺えます。
出資の割合もその傾向が顕著です。
ソフトバンク:50.25%
トヨタ自動車:49.75%
となっています。
対等な共同事業なら50:50でも
よさそうですが今回は違うようです。
ビジネスは押さえたほうが勝ち
今回の共同事業のニュースを聞きながら
感じたことは、ビジネスが根幹を押さえた
方が勝ちということです。
ソフトバンクはビッグデータを根幹に
出資をしています。
米国のウーバー・テクノロジーズをはじめ
中国の滴滴出行など大手の筆頭株主に
なっており世界シェア9割(乗車回数)に
までなっているのです。
モビリティにおいて世界中のモビリティ
ビッグデータを押さえているといっても
過言ではない状況をつくりあげました。
そのため、今からではトヨタ自動車が
同じことをしようとしても無理があるのです。
そのためプライドを捨ててまで共同事業に
乗り出していると判断しています。
時間を買った、という表現でもいいのでは
ないでしょうか。
経営はスピードです。
プライドよりスピードを優先したトヨタ自動車の
判断は結果的に正しいことが証明されると
思います。
想像以上の業界変容
自動車業界の業界変容は想像以上のものが
あります。
都心でカーシェアサービスの伸びも急激に
なってきました。
まわりでも「カーシェア使ってみたけど便利」
という声を聞くようになりました。
そうなると新車が売れるというビジネスが
一気に萎むこともありえます。
そうなると一気にビジネスモデルも変えなければ
なりません。
しかし会社規模が大きいほど方向転換は
容易ではありません。
そんなときは、自社ですべてをまかなうのではなく
他社との提携により社内にも外圧を入れていくのは
適した判断だと感じます。
今の売上が好調なことと、将来のビジネスモデルが
強いかどうかは連動性がありません。
関係ないのです。
経営は将来のビジネスモデルをつくっていくことが
大きな視点のひとつです。
今回の共同事業のニュースは歴史的にもエポックな
こととして記されるようになるかもしれません。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/24745307.html?padid=ag478_from_kv
この記事を書いている人
藤原毅芳 fujiwara takeyoshi
経営コンサルタント(fjコンサルタンツ)。「この世に残るべき企業を支援する」を理念に、現場に密着して経営課題の解決を支援しています。50年、100年と続く企業の本業転換を支え、数十年越えられなかった売上の壁を破って過去最高の実績につなげてきました。著書は『図解でわかる!回せるPDCA』『営業は説明するな!』など単著8冊。宣伝会議『マーケターのためのPDCA実践講座』講師。2011年からこのブログを書き続け、年間365回の更新を基本にしています。神奈川県鎌倉市在住、鎌倉と長野の2拠点生活。
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