いま宅配サービスを廃止する企業
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【fjコンサルタンツ365日Blog:3473投稿目】

通販は伸びているが
通販業界は拡大を続けています。
そのためか小売業が主たるビジネスに
している企業も宅配に参入してきました。
それがここにきて分岐点を迎えているようです。
宅配サービスを廃止する企業群
どのようなことが起こっているのか。
それが
・宅配サービス廃止(ネット通販)
です。
宅配サービスを提供していた企業が
サービス廃止の決定をしています。
たとえば
・ローソン、ファミマのコンビニ(ネット通販)
・小売ではイトーヨーカドー(宅配無料廃止)
が宅配サービス廃止になっています。
(もしくは廃止決定)
理由は
・宅配料金の高騰
ということになっています。
これ、本当の理由なのでしょうか。
宅配料金高騰はきっかけにすぎない
宅配サービスは単なる運送だけで
成立するサービスではありません。
①注文を受ける
②商品をピッキングする
③梱包する
④配送する
⑤アフターサービス
という流れが必要になってきます。
小売業界から参入すると想像以上に
手間とコストがかかるのです。
(小売と比較して)
そのため宅配サービスを行っていた
企業の中には収益がわるいか、
収益が出ていない企業があったのでは
ないかと予想しています。
そこに宅配会社の値上げという外圧が
宅配サービスを止めるきっかけになったと
感じるのです。
通販はノウハウのカタマリ
こうやって通販の取り巻く状況を見ると
わかることがあります。
あくまでも通販というビジネスは
通販専業で行うものだ、ということです。
小売の大手企業が小売に付属するサービスと
して宅配サービスを提供しても採算が
合わないか、損益分岐点を越えないのです。
注文数の分岐点を越えられない場面で
足踏みしてしまうからです。
通販で伸びている会社はこの点を理解して
いる企業だと感じます。
一気に損益分岐点を超えるように経営して
いるからです。
通販会社の方がコストが安いのか
通販の方がコストが安いので低価格で
提供できるという論もありますが
それは実態の一面しか見ていないのです。
ビジネスはそんな単純にはできていません。
すべての調整点がすべて揃った時に
はじめて利益につながるだけです。
宅配サービス、通販は、安易に参入すべき
業界ではないということです。
【出典】
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32304920X20C18A6TJ1000/
この記事を書いている人
藤原毅芳 fujiwara takeyoshi
経営コンサルタント(fjコンサルタンツ)。「この世に残るべき企業を支援する」を理念に、現場に密着して経営課題の解決を支援しています。50年、100年と続く企業の本業転換を支え、数十年越えられなかった売上の壁を破って過去最高の実績につなげてきました。著書は『図解でわかる!回せるPDCA』『営業は説明するな!』など単著8冊。宣伝会議『マーケターのためのPDCA実践講座』講師。2011年からこのブログを書き続け、年間365回の更新を基本にしています。神奈川県鎌倉市在住、鎌倉と長野の2拠点生活。
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