内向きの論理とは

組織とは、外部に対して強みを発揮する集合体です。しかし、組織にいると
・内向き
に視線が集中してしまうことがあるのです。わかると思いますが、内向きの人が増えると、
・社内のことばかり気にする
ようになります。意識が社内の事象ばかり追いかけるようになってしまうのです。
・評価
・他部書の業績
などが気になってしまう現象です。こうなると、市場での自社ポジションを見ないようになります。
「どこ向いて仕事してますか」
と問いかけたくなる状況なのです。

「内向き」の論理が強く、市場での勝ち負けとか、顧客の声に鈍感になっている

市場には三者しか存在しない

市場には三者しか存在しません。
・顧客
・自社
・他社(他者)
だけなのです。内向きが強いとき、顧客のことも見えなくなりますし、他者のことも気にしなくなります。しかし、市場は顧客と他社によって影響が出ます。大手企業でもそのせいで出遅れることがあるのです。

昔の話になりますが、ソフトバンクがiPhoneを日本で販売し始めたとき、ドコモは扱いませんでした。国産メーカーを扱っていたので、海外メーカーは扱わない方針だったのです。その後、iPhoneの普及が増えると、結局ドコモもiPhoneを扱うようになった歴史があります。ソフトバンクから見れば、「最初からドコモがiPhoneを扱っていたら負けていたかもしれない」のです。

内向きの論理ではなく、外の世界である「市場」を見ていたら歴史はちがっていたかもしれません。

まとめ

評価や人事は大切な領域です。しかし、全員が納得のいく評価や人事は存在していません。完璧なものは今のところ存在していないのです。そのため、内向きの論理が強くなる傾向にあると感じています。会社の業績がよくても、よくなくても、内向きの論理は強くなるケースがあります。

なので、外の市場を見る視点と、内向きの視点のバランスをリーダーは投げかけること。内向きばかりのときほど、外を見て、外の状態を理解して、外の市場に何をはたらきかけるのかを考える時間を増やすことなのです。
——————————-
執筆・web運営 :藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) fjコンサルタンツ :『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』

記事の最下部↓に『お気に入りに追加』ボタンを設置しました。ブックマークができます。
お気に入りに追加した記事はこちらから一覧がご覧いただけます。

ブックマーク一覧