スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための経営情報Web Magazineファースト・ジャッジfrom2011

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2択しかなさそうです、収益改善

コストが上昇する時期には、値上げするか原価低減するかの2つの選択肢で対応します。値上げできる企業は収益性が向上しますが、できない企業は厳しい状況に立たされます。そこで原価低減が重視され、中でもロスの見直しが重要。特に、ビジネスプロセスの改善、在庫管理の最適化、スタッフのトレーニングと意識向上、無駄な出費の削減が有効だとされます。これらはビジネスにとって永遠の課題であり、定期的な見直しがベストです
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いきなり方向転換して対象外に

フランスやイタリアなどは、ハイブリッド車を脅威と感じ、電気自動車を推進してきました。しかし、中国やアジア製の電気自動車がこれらの国で普及し、彼らの意図からはずれる結果となりました。そのため、アジア製の電気自動車を補助対象外とするルール変更が行われました。また、この現象は自動車産業だけでなく、GAFAなどのビッグ・テック企業に対する規制の形でも見られます。欧州では、ルール変更が頻繁に行われています。今後もルールチェンジが行われていくでしょう。
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耐久消費財の使用年数が過去最高になった理由とは

耐久消費財の使用年数が過去最高を更新しました。勝手な予想ですが計画的陳腐化の限界が到来するかもしれません。メーカーは新製品を投入し、買い替えを促進してきましたが、物価高と平均所得の伸び悩みが使用年数の延長を引き起こしています。買い替える意欲が減少し、新製品購入には大きなきっかけが必要になると予想されます。ハードルは上がります
challenging

発言から市場が急に反応した

「チャレンジ」発言の影響について。日本ではプラスの意味ですが、海外では困難な状況を示唆すると受け取られます。この違いは、日銀の植田総裁が「一段とチャレンジングになる」と発言した際、市場が大きく動く要因となりました。今後はさらに言動には慎重になるでしょう。また、日銀の方向性は他国の注目の的であり、日本の低金利状況から方針転換の可能性が注目されています。
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まだ先なので利用しておく

Googleの新AI、ジェミニは手書きの絵や映像を正確に認識する能力を示し、AI業界に衝撃を与えています。AIの進化は予想以上に迅速で、3ヶ月ごとに大きな変革が発生している状態。現在、AIの競争は熾烈でOpenAIのChatGPTやGoogleAIのBard、Geminiが総合AIのトップクラス。AIの全面的な実装はまだ先だが、AIを標準装備として使用する時期が近づいており、その利用頻度は増えるでしょう。
time-around

かなり最強で差別化できるのに

仕事や学習に取り組むとき、気になることや、結果に対する過度な関心により集中力が散漫になることがあります。特に結果を重視するビジネスでは、短期間での成果が目指されがち。この問題を解決するためのアプローチとして、結果を評価するタイミングを具体的に3つに分けること。6カ月後、1年後、2年後の3パターンがベスト。特に、2年後まで見据えて行動することで、新規事業や個人の能力を大きく開花できるのです。
money supply

量が多すぎて実感できないが6倍に膨らんだことは事実

日銀の総資産残高は10年前と比べて約3.5倍に増えました。しかし、期待された通りに市場にお金が出回っていないため、一部にはこの大規模実験は失敗だという意見もあります。世界全体としては、2008年と2022年を比較すると、主要中央銀行のマネー供給量は4兆ドルから25兆ドルへと6倍に膨らみ、急な金利上昇を引き起こしています。この急激なマネー供給量の増加はインフレ、資産価格の変動、金利上昇、経済の減速といった影響をもたらしています。ソフトランディングできるのでしょうか。