なぜか会議は継続事項ばかり
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会議の議事録をつくることは大事なことです。
会議参加者以外にも
【伝達できる】
わけですし、他にも
【基準ができる】
【記録が残る】
という効能があるのです。
議事録がない企業は成長しない、とも言い切れる
かもしれません。
ただ、議事録の内容を拝見していて、思うことが
あります。
それは、会社によっては
【継続事項(継続審議)が多すぎる】
ということ。
会議で大事な部分が決まっていないのです。
通常の場合、
1)【議題】→課題詳細
2)【改善内容など】→課題への解決方法
3)【結果】→取り決め、決定事項
という流れで組織内にルールができたり、
改善がされていくわけです。
しかし、いま一歩の場合ですと
3)【結果】
の部分で止まっているのです。
「この内容は、まだ検討する余地があるので
次回に持ち越します」
「これは、難しいから、はっきりするまで継続に
しておきます」
といった会話が交わされています。
このような現象は
【リーダーの責任回避】
や
【組織内の権限委譲不足】
が原因となっています。
どちらにしても、組織硬直化の前兆となる
現象です。
解決への優先は、
【あいまいな部分を残しつつも決定すること】
【現場のリーダーに決断させること】
にあります。
習慣を変え、会議から現場への改善スピードを
高めることが求められます。