超音速の飛行機には、大きな問題があります。
それは、音速を超えると衝撃波が出てしまい
地上に爆発音が届くのです。
これをソニックブームと呼んでいます。
そのため超音速飛行機は現在運航されていません。
JAXAは「静粛超音速技術」の開発を行っています。
上記動画ではスウェーデンでの飛行実証が撮影されており
ソニックブームを低減する実証実験がすすんでいるのです。
超音速技術の開発がやがて超音速飛行機実現につながるはず。
実現すれば、移動という概念がだんだんと薄れていくことは確実です。
距離という障壁が減少することによりビジネスも人の流れも
変化し、進化していきます。
また、国産化が他国より先に実現すれば、飛行機メーカー業界地図も
大きく塗り変わることでしょう。
累計500回以上は飛行機に乗ってきたので、こうした
技術革新には期待が大きいです。