【fjコンサルタンツ365日Blog:3434投稿目】

労働時間貯蓄制度とは

残業を減らすことが企業経営にとって

優先課題になりつつあります。

単に残業時間を減らすのではなく

根本から解決を求められている

課題のひとつです。

この問題、海外ではどうしているのでしょうか。

ドイツでは、

「労働時間貯蓄制度」

が導入されています。

残業時間を貯める制度です。

貯めた残業時間を

・有休

・早退

に当てることができるのです。

ドイツでは8割の企業が採用している制度で

特徴のひとつとなっています。

この制度の普及の裏には国や行政の

厳しい取り締まりがあることも

見逃せません。

こうしてドイツでは残業には上限が

あるのを前提で仕事をこなしています。

上限がある・上限がない

上限があると思っている会社

上限はないと考えている会社

では経営の考え方が根本から違うことに

なります。

上限があると思えば思うほど、

生産性を考えた経営を全員で取り組むように

なるのです。

今後、日本の企業も

「時間で稼ぐ」

ことから脱却し

「価値で稼ぐ」

企業へと変身する必要に迫られる

ということです。