【fjコンサルタンツ365日Blog:3489投稿目】

たった3語で表す

こんな発想はなかったです。

世界中の住所を「3語」で表す仕組み

what3words

です。

 

3メートル×3メートルのマス(グリッド)

世界中を区切ったのです。

実に57兆分割

 

そのマス(グリッド)の1つを3語で表現することができ

正確に指示することができるのです。

 

運送、宅配だけに限らず、他の用途にも

応用できそうです。

 

まだ日本ではサービスが展開されていませんが

普及する可能性は高いと感じます。

 

このサービスのメリットは

・似たような地名を区別できる

・大型施設の特定の場所を表せる

・カーナビなどの検索が楽(音声でも簡単に探せる)

・目標物がない場所でも位置を指定できる(山、農地等)

・旅行時のナビゲーションが簡単

・緊急時の対応に正確性が増す(レスキューを呼ぶ場所、被害状況の把握等)

・フェス等の屋外イベントの場所割り振りができる

・不動産の管理に利用できる

があげられます。

 

こうして考えてみると適用できる範囲が

広いことに気が付きます。

 

親和性がある業界

地図の業界は現在マップアプリ競争

なっています。

 

Googleマップが強いですが今後は

他の業界とのつながりによって

シェアが変わる可能性もあります。

 

たとえば

ドローンによる配達が実現すると

マップアプリは親和性が高い

予想しています。

 

ドローン配送する会社が選択する

マップアプリの優位性が高くなる

のです。

 

こうした親和性が高い業界や

親和性が高いサービスがシェアを

塗り替えていく可能性がある

ということです。

 

地図会社がドローンを

日本の地図会社といえばゼンリン。

このゼンリンが将来は

ドローンビジネス

を手がける予定のようです。

 

東京電力と業務提携して

・ドローンハイウェイ構想

を打ち出しています。

 

ドローンによる送電線のデータベースの構築

はじめり、送電線のルートを安全なドローン

ルートとして活用することを計画しています。

 

実現の可能性が高い内容なので、数年後には

実現しているのではないでしょうか。

 

地図業界は混戦

こうして見てくると地図業界が

混戦状態

であることがわかります。

 

異種格闘技戦と呼んでも言い過ぎ

ではないでしょう。

 

異業種からの参入や新規企業の

参入がまだまだ発生するので

予想もつかない展開もあるのでは

ないでしょうか。

 

現在シェアがある地図会社は

外部との提携により時代の変化に

追随するつもりですが、変化スピードが

速いのでそれだけで追いつけるのかは

未知数だと感じます。

 

今後も見守りたい業界のひとつです。

 

https://what3words.com/