【fjコンサルタンツ365日Blog:3503投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳
ISO認証返上のお知らせが出ています
「ISO認証返上のお知らせ」という告知が企業側からされるのが目につきます。
「ISO認証返上のお知らせ」と検索すると企業のサイトが検索結果にあがってきます。
ISO14001(環境マネジメント)の認証返上が続いているようです。
ISO14001認証企業数も年々減少しているようです。
他のISOと比較してメリットが少ないためか返上を決断していると予想できます。
ISOは認証取得だけでなく毎年の更新が必要です。
その手間と費用(コスト)を考えるとそれなりのメリットが企業側になければなりません。
その点、環境マネジメントのISO14001は費用対コストが釣り合わないということだと思います。
浸透したので終わりにします
ISO14001認証返上のお知らせしている企業の
コメントを読んでみると
・社員に浸透した
・返上しても継続できる
・定着した
・自社規格で運用する
という文言が並んでいます。
このような話題が広がると次々にISO14001認証返上という動きが広がるかもしれません。
特に
「とりあえず取得してみた」
という企業では決断もはやいと思われます。
もともとISOは資格なので取得していると企業間取引をする時にお互いを審査する手間が省けます。
その点はメリットがあるのです。
大手企業と取引するときは、
・取引条件
になっているので懸命に取得に走る構造になっているわけです。
これが「取引条件」に入っていない場合は資格を持っている必要がありません。
それなら返上してしまおうか、となるのは普通の流れだと感じます。