【fjコンサルタンツ365日Blog:3526投稿目】
建築は幅広い
このブログで何度も建築のことを
取り上げています。
建築の仕事に携わっていたのも
ありますが、建築の工法は幅広いので
興味を持って見ています。
また新しい工法が生み出されるので
定点観測している業界のひとつです。
住宅の建築数は景気にも影響を与えるので
今後を予測する上でも外せないと
感じます。
今回は「アースバッグ工法」を取り上げたいと
思います。
発泡スチロールの家
ユニークな建築の工法を振り返ります。
下記Blogで取り上げた発泡スチロールの家。
https://www.businesscreation.jp/2017/04/23/
国内のメーカーがつくっており、
建築の材料として認可されているのが
特徴です。
たまに見かけるようになりました。
それなりの普及はしていると感じます。
アースバッグ工法
今回取り上げるのは、
・アースバッグ工法
です。
これはシンプルな工法で土のう袋に
混合土を入れて積み上げていくだけです。
開発した方は
http://www.calearth.org/our-founder
です。
動画を見ればわかりますが難しい
ところはありません。
とても単純な工法です。
コストも安価にできると思いますし
建築に詳しくなくても手がけることが
できそうに見えます。
ただ、実際に日本で建築する場合は
建築基準法が通りません。
骨格に鉄骨等を組めば、建築基準法は
通ります。
その点が障壁にはなっているのが
現状です。
3Dプリンターの家
今後、広がるであろう建築工法は
3Dプリンター工法があります。
過去に取り上げたこともあります。
https://www.businesscreation.jp/2017/03/12
https://www.businesscreation.jp/2015/05/03
この3Dプリンター工法は
・建築部材
をつくることも可能ですが
一気に現場で住宅をつくることも
できるのです。
現場で一気に住宅をつくることができれば
住宅の価格破壊が起きます。
タイニーハウスというジャンルは
3Dプリンター工法が席巻する可能性も
あるのです。
価格も建屋だけだと200〜300万円で
おさまると思います。
総額500万円以内であれば普及が爆発
する可能性もあるのです。
こうしたイノベーションが今後
楽しみです。
新しい住宅のジャンルができるかも
しれませんので法律が追いついて
くれることが理想です。
安全性の確認は大切ですがスピードを
追い求めることも同時にしてほしいと
感じます。