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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳
仕事が遊び
「忙しく仕事している人ほど仕事を楽しんでいる」
という事実に遭遇します。
起きている時間、すべての時間を使って仕事をしている人ほど
楽しそうなのです。
「それは成功しているからだよ」
「稼いでいるから楽しいんだよ」
とまわりからは見られていますが事実でしょうか。
成功したり稼いでいるのなら全ての時間を使って仕事を
せずにゆっくり旅行でもしていると思います。
では、どうしてそこまで仕事をしているのか?
それは、仕事が遊びになっているからだと感じています。
成功とか稼いでいるとかではなく、単なる「楽しい」こと
なのです。
ワクワクするとか、ドキドキするなどの楽しいできごとが
仕事の中にあるのを知っているからです。
今回はそんな仕事の中の遊び要素を考えてみたいと思います。
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仕事を遊びに変えるポイント
仕事を遊びに変えるポイントとは
- ①スリル感
- ②ランキング
- ③達成感
があります。
遊びと同じ要素があるということ。
そこに気がつくかどうかで仕事が楽しいかどうかが
変わります。
それぞれのポイントを詳しくみていきます。
①仕事のスリル感とは
最近の世の中はワクワクすることが少なくなりました。
便利になったからです。
道に迷うこともなくなり、わからないことはスマホで
すぐ答えが見つかる。
便利さと引き換えにドキドキ感が消失しています。
先行き不透明、不確実性のことが限定的になっています。
そのためエンターテイメントは先行き不透明なコトが
支持されています。
スポーツの観戦も同様だと感じます。
どこが勝つのかわからないハラハラ感、ドキドキ感が
そこには支配しているから。
偶然なことが発生する場所に人が集まっているように
感じるのです。
そうであるならば、仕事も同じ。
同じだと思うのです。
受け身で仕事をしている人は感じないかもしれませんが
仕事をしかけている人たちは結果に対してスリル感を
味わっています。
結果が空振りをするかもしれないし、大ヒットするかも
しれないというスリル感です。
仕事は当事者なのでリスクはありますがスリル感は何倍も
大きくなるのが特徴。
ここは味わってほしい部分です。
②ランキングの楽しみとは
ランキングとは順位。
ここでは仕事の順位を指しています。
仕事をしながら自分が成長しているのかを実感することは
少ないです。
仕事ができる人は自分の仕事ランキングを意識しています。
正確なランキングがなくてもライバル設定をしながらおおよそ
今はこれくらいの順位だと感じながら仕事をしているのです。
そうすると誰にも賞賛されなくても成長を感じ満足感を得られる
ということ。
仕事の報酬をお金以外にも得ているのです。
これがまた実に楽しい。
半年、1年間はランキングが上がらないときもありますが、
上がる時には一気に上昇します。
仕事の依頼内容が変わる、仕事の依頼主が変わる、仕事のエリアが
変わるといったことからもランキングを感じるのです。
注意したいのは、あくまでもランキングが上がることを楽しむ
ということ。
ランキングを無理して上げるわけではありません。
遊びのように、「うまくなった」ということを感じるためにだけ
ランキングを意識するということです。
③仕事の達成感とは
達成感とは、計画した数値が到達した時の達成感だけでは
ありません。
思いがけず達成しまったという偶然性の達成感も含まれています。
これが意外性達成感なのでさらに楽しい。
単なる計画通りに達成したところで2回目、3回目には達成感も
薄れていきます。
そうした時、仕事のしかけを増やしておくと偶然性達成が出て
くるのです。
複数のしかけ(プロジェクト)を考える楽しみもあり、その
中から大きな達成を成し遂げることも出てくるとアドレナリンが
止まりません。
世の中には娯楽、レジャー、賭け事というジャンルがありますが
その中でトップクラスの達成感を味わえるのが仕事だと考えています。
もうひとつ付け加えるならば、通常の賭け事より確率は非常に高い。
それを知ってしまったら他の賭け事ができなくなるくらいです。
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まとめ
仕事はお金を得るため、とだけ考えていると少し寂しい気が
します。
仕事はガマンして休日に遊ぶというのはもったいないと
感じるのです。
どうせなら、仕事も休日も遊びのように楽しんでしまう、と
考えてもいいのでは、と思うのです。
仕事をスタートした時期はまだ楽しい要素を感じないかも
しれませんが、ゆくゆくは「仕事が遊び」に到達することを
知っておいて損はありません。
「仕事は人生をかけた遊び」みたいなものです。
ただそれだけでいいと思うのです。
そう考えて自分のリソースをそこに投入すればするほど
楽しいだけ。
働き方改革の時代だからこそ、仕事も楽しいということを
再認識したいと思います。