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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

抑える傾向に

この夏は消費を抑える傾向だと予想されています。
(参考:「夏の消費を予想する調査結果が想像以上だった」 )
それが現実になるならば消費傾向が変化します。

すでに変化し始めている兆候は出ており、消費を抑えることが
現実になりそうです。

そうなるとビジネスも変わる。
変わるのを想定する必要がある。
先読みし過ぎぐらいが適度。
ということで、傾向を予想し準備につなげていきたいと思います。

買い物

「節約」がキーワードになる

キーワードのひとつが「節約」になっていく。
そう予想しています。

支出を抑える、という思考になったときに
・削る
・節約する
という発想に入り込みます。

支出の中から削る部分を探したり、節約することを求めるのです。
それをしなければ安心できない。
そんな状況に陥るということ。

節約を提供する

節約できなければ安心しないのであれば「節約できる」商品や
サービスを提供すればいい。

「安い」と表現するのではなく「節約」という言葉で提案すればいいのです。
打ち出し方を変化させることになります。

買い物

人を集めるには

人を集めるにも「節約」の内容を盛り込むことで結果が変わる
時期が来ることでしょう。

人は自分に利益がなければ動きません。
行くこともありません。
自分本位で動くのが普通です。

自分にとって利益になることなら、わざわざ時間をかけて行っても
いいのでは、と考えるのです。

響く言葉

響く言葉として、個人向けは

・節約
・貯まる(タマル)
・貯蓄
・お得(オトク)
等があげられます。

法人向けならば、
・削減
という言葉が響く。
コスト削減、経費削減、○○費削減、といった単語の反応率が
上がると考えています。

財布

活況となる業界予想

節約をキーワードに考えると今後活況となる業界は個人向けでは
・格安スマホ
でしょう。

削減できる金額が月額数千円、年間で数万円違います。
しかもデメリットもほとんどなくなりつつあります。

他にも
・中古スマホ
も売上を伸ばしていくと考えています。
中古スマホ市場は市場のシェア率がまだ低く、成長可能性だけは
高いまま。
あるきっかけで急進してもおかしくはありません。

法人向けでは、
・省エネ装置
がまた元気になるのではないかと考えています。

まとめ

ある程度、先読みをしてビジネスを展開していくことは
理想です。

ただ時期尚早だと反応は低いまま。
タイミングが鍵になります。
しかし、タイミングを正確に予測することはできません。
そうであるならば、早めに準備しておくこと。
そうすれば機会損失を招くこともありません。

先回りしてタイミングを待っておくことです。