【fjconsultants365日Blog:4,035投稿目】経営コンサルタント藤原毅芳執筆
来店不要
そこまで可能になるのか。
住宅ローンの借り入れ手続き。
スマホで住宅ローンをいくらまで借りられるのか
仮審査ができるのは普通になっています。
それが、住宅ローンの契約までスマホで可能に
なったのです。
最初、その記事を見たときに、見直しました。
「本当なの?」
と疑ったのです。
というのも、住宅ローンの申込み(契約)は正式には
「金銭消費貸借契約」
と呼ばれ、契約書類が10枚近くあり、署名捺印を
何度もしなくてはならない契約だからです。
遠隔でどのように契約手続きをしているのか調べてみました。
サービス開始
スマホで住宅ローン契約のサービスをはじめたのは
伊予銀行 https://www.iyobank.co.jp/
です。
サービス名はこちら。
HOME TICKET
https://www.iyobank.co.jp/sp/home/
実際の住宅ローン申し込み、審査は
別アプリで行っています。
最終的な住宅ローンの契約手続きは
・電子契約サービス
を利用。
このシステム構築は
・アクセンチュア https://www.accenture.com/jp-ja
が請け負っています。
ここまで可能ならば
ここまで可能ならば、金融機関のリアル窓口は
不要になります。
コールセンター、チャット対応の部署だけあれば
住宅ローン手続きが可能。
顧客側のメリットは
・来店不要
・契約書の印紙不要
であり、平日の銀行営業時間に仕事を休んで
訪問する必要がありません。
質問をしたければ、チャットで対応してくれ
住宅ローンの申込みは人生に1回しかないことも多く
はじめての世界です。
収入によって借り入れ金額も違うため、申込時には
これでいいのだろうか、借りたい金額が借りられるのだろうか
と不安に感じる状況が迫ってくるのです。
人によって、「どう見られているのか」が心配になる人もいて
繊細な部分です。
これを対面ではなく、スマホを通して相談できるのは
ハードルが下がります。
ハードルを下げる
テクノロジーは
・ハードルを下げる
役目があります。
今までは相談するのに、訪問して、はじめての場所に行き
はじめての担当者に相談する。
しかも、結果がどうなるかわからないので、心配に
なる状況です。
これをスマホを通して、チャットなどで相談するときは
気軽な気持ちになります。
相談、申込みのハードルを下げる役割がテクノロジーに
あるということ。
ココ、大切な部分です。
まとめ
テクノロジーの威力は
・ハードルをゼロにすること
です。
破壊力も大きい。
この事実、受け入れがたい経営者もいるでしょう。
しかし、受け入れるしかありません。
顧客が受け入れた状況は善なのです。