【fjconsultants365日Blog:4,100投稿目】経営コンサルタント藤原毅芳執筆
風向きが変わる
ニュースを見ていて風向きが変わっていくのを感じます。
この業界もこうなるのか。
あの業界はこちらにシフトするのか。
ただ急激に変化しているのはまだ2割。
半年〜1年後後には4割まで広がるでしょう。
そう予測しています。
まだ様子見の会社もあると思いますが雪崩が来てからでは
対処が遅くなる可能性がある。
今からできる部分を探すのを普通な感じとしたいです。
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省力化は進むのか
人手不足が要因で省力化か注目されてきました。
しかし、ここにきて流れは変わるかもしれません。
ただ、今までの流れに沿って省力化の実証実験はされています。
駅そば店舗にロボットアームを導入する実証実験。
4/15まで行う予定。
このロボットアームは台湾製。
(メーカーWebサイト:https://www.tm-robot.com/en/ )
投資費用の概算は
・初期費用300万円、月額使用料20万円
を考えているようです。
人件費正社員1人分(パート2人分)で導入できる価格帯を
目指しているのがわかります。
この費用なら導入すると思われていました。
しかし、風向きが逆転したので今後の普及は足踏み状態に
なるのではないでしょうか。
そんな気がしています。
人財難で廃業と言われておりましたが今後は失業者が急増という
局面が来ると予想しています。
米国などは一気にレイオフしています。
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ダウンシフトという言葉
「ダウンシフト」という言葉が目につきました。
「減速する」「ゆとりをもつ」という意味。
働き方改革の中で使われている言葉です。
これが今後はビジネスの減速を意味してきます。
そのうち、「ダウンサイジング」という単語も頻出するでしょう。
・小さくする
・縮小する
という意味。
たとえば、ビジネスでは「攻めから守り」へシフト。
規模を小さくする。
すでに航空会社は減便しています。
新幹線も同様。
スタッフも部分的に休業させるようになっています。
スモール・イズ・ビューティフルという言葉がまた流行るかもしれません。
消費者の思考としては「食べられるだけでいいよね」となり、
ムダと感じる商品サービスは徐々に省かれていきます。
企業は顧客から絶対に必要とされる存在になるしかないでしょう。
それが真の実力と認めていくしかありません。
まとめ
こうした世の中になったからか、副業が活発になっているようです。
副業のお誘いが来ている人もいるのではないでしょうか。
景気が下がり始めると活発になるジャンルです。
地方でも急に広がります。
口コミで広げているビジネスも同様。
連鎖販売取引と呼ばれる内容です。
消費者庁のガイドがあるので知っておいて損はありません。
https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/multilevelmarketing/
世の中は片方に振れると最後に逆方向に戻ります。
急に戻す現象。
失速する、という表現が適切です。
今後もミクロの現象からマクロの流れを見ていきたいと思います。