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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
記憶に残る
毎年この4月1日になると入社式が行われるのを目にします。
駅前には新入社員があふれ初々しさを感じさせる光景です。
これが今年に限って人数が少ない。
ゼロになったわけではないですが中止になった企業も多いでしょう。
遠隔、テレビ会議で入社式参加された人も多いのではないでしょうか。
非常に残念な形ですが、ある意味「記憶に残る」入社式に
なると思います。
入社した時期が景気上昇期だったほうが良かった、と感じるかも
しれませんが、人生は超長距離マラソンなのでそうとも限りません。
入社時期の景気は関係ない
思い起こせば、約30年前のバブル期に入社した方々がどうなって
いるのかを見ればわかります。
現在、希望退職対象者であり、社外転進対象者になっているのです。
50代の方々で、これから教育資金などお金がかかる時期に
対象者になっているという事実があります。
入社してから20代の時期に世の中が絶好調。
そこから20年間は世の中が下降曲線。
30代になってからシンドイ状況が続いたのです。
なので何が幸いするのか、これからの将来もわかりません。
かえって最初がシンドイ世の中のほうが努力するので個人スキルが
一気に向上します。
最初がシンドイ状況からスタートなので、人生においては
その後が楽に感じる形になるのでメリットがあると言えます。
最初のスタートは長い時間がから見れば、たった一瞬。
それだけですべてが決まるわけではありません。
マイナスではなくプラスにする
今年は新型コロナウイルスの状況なので、普通に
「緊張感」
があります。
その点では通常の年とは違い、緊張感が備わっていると感じます。
そうであるならば、最初から良いスタートができるでしょう。
この環境を前向きにとらえて、一気に自己能力を高めてしまうのも
ひとつの方法です。
外出が自粛されている状況をマイナスではなく、プラスにしてしまうのです。
時間投資が能力開発につながります。
まとめ
人はまわりに影響されるものです。
しかし、環境がすべてを決めるわけでもありません。
逆境の中きら成長する人もあれば、申し分ない環境にいても
マイナス思考になる人も出てきます。
再現性がありません。
ただ、実力をつけていく人は最終的に評価されるのは確実。
ここだけは再現性があります。
最終的に時間をかけて、真の実力に近づいていくのです。
こうした原則を知っていれば慌てる必要はありません。
着実な人生が待っているだけです。
自分への時間投資は裏切らない