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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

10月1日公開

独立行政法人国民センターから10月1日に公開された
【「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」と勧誘されてもすぐに契約しないようにしましょう!】
について。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20201001_1.html

一年ほど前に火災保険を使ったビジネスがあるのを知りました。
知人が「このビジネスどう?」と持ち込んできたので即座にNOを出したので覚えています。

内容は、台風などの自然災害の後に
「火災保険の保険金で修繕ができる」
と誘い、保険金が出たら手数料をいただく内容。

とてもビジネスだとは思えず「手をつけない」ようアドバイスしました。
結局のところ、このように苦情が急増。
今後も話題となる可能性があります。

便乗商法

大学生が逮捕されている事象。
持続化給付金の不正受給です。

「自営していることにして申請すれば持続化給付金がもらえる」
と言われ書類を出してしまうようです。

「サラリーマンでももらえる」
と誘われている大人もいるようです。

不正受給が犯罪だという認識がないのが問題。
法律は知らないでは済まされません。
知っているのが前提。

この件についても知人の友人から
「最近独立したのだが持続化給付金をもらえると聞いたのだがどうすればいい?」
と聞かれたことがあります。

「そういう仕事はしないので」
と即座にお断りしましたが明らかにアウトな内容でした。
どうしても給付金をもらいたいのでしょうか。
他の人がもらえるのが羨ましいのでしょうか。
真意は分かりませんが税金から賄われているのを自覚しないと大きな間違いを犯します。

不正受給

まとめ

ビジネスする人は税金を支払う立場。
税金を支払うことが社会参加を感じさせる行為です。
というのも、以前下記社会福祉法人を訪問したとき
「所得税を初めて払ったとき(社会参加できて)嬉しかった」
という掲示物を見たときのことをいつも思い出すからです。

障がいを持って生まれた方は助成してもらうばかり。
肩身が狭い思いをしていたそうです。
ようやく給与を得て税金を支払ったとき、社会参加の喜びを感じた。
この内容が忘れられません。

税金は取られるばかり。
そう意識してしまいがちですが、税金を支払う喜びもあるのを知り視野の狭さを感じた次第です。

税金の使い道には意見を言うべきですが、支払うという行為は貢献という意味で捉えたいところです。