【fjconsultants365日Blog:4,298投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
久しぶりの光景
先日の休日、久しぶりの光景を目にしました。
学生、団体、観光バス。
修学旅行と思われる光景です。
合宿、研修かもしれません。
エリアは東海地方です。
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この時期に集団行動を実現するには勇気がいることでしょう。
責任問題がつきまとうからです。
慎重にリスクを検討しながら判断したと思われます。
修学旅行だとすれば来年に延期することは不可能なので実施という決断をしたと想像できます。
勇気が必要な判断だと感じます。
エネルギーが戻る感じ
観光バスが数台駐車している光景さえ遠い昔にあったことだと感じてしまいます。
駅前に観光バスが連なっている。
そこで仕事をしている方々も久しぶりの仕事なのかイキイキとしているようにも見えます。
静かな風景を見慣れたせいか、にぎやかな団体、集団を見ると「エネルギー」を感じます。
活気と表現してもいいでしょう。
活気が戻る。
景気が戻りつつある。
あとは全体での戻る割合だけです。
信州エリア
信州エリアでも修学旅行を見かけました。
コロナがほとんど出ていないエリア。
しかも、集団で動くのは屋外だけ。
秋の観光シーズンと重なり楽しそうでした。
こちらはグループ行動もしており、自分たちが計画したお店や場所をまわっています。
いつからか、修学旅行は集団で動くだけでなくグループで行動するタイプへと移行しました。
そのほうが主体的に動くので印象も残るでしょう。
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今年に限って言えば修学旅行の光景を見るこちら側も嬉しい気分になります。
地元の方も、「エッ、修学旅行してますか?」と気がついていない様子でした。
まとめ
修学旅行をしているのを見れば地元の方も驚く。
まだそんな状況です。
しかし、来年に延期できないイベントであり一生に一回しかない内容なら決断が下されるのでしょう。
決断までのプロセスを想像するとリスクの判断、関係者への説明と通常より数倍のプロセスがかかっていたと思われます。
リスクマネジメントは何度やっても完璧にはなりません。
リスクを90%まで減らすことは到達します。
しかし、その後95%や99%までリスクを低減するには多大な労力と時間がかかるものなのです。
決断できる学校だけではないのかもしれません。
見たのはその中でも一部であり、ほとんどは行われていない可能性もあります。
その辺りは今後定点観測する部分として課題にします。