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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

今年に限って

「いつもは暑がりなのですが、今年に限って10月早々コートを着ています」

「寒く感じるのです」

と複数の方が語っていました。
10月のはやい時期なのに、寒さを感じる。
なぜでしょうか。

その理由は、寒暖差が激しい1日があったから。
1日だけでも低い気温になった日があるだけで人はそう感じるのです。

季節ははやい方がいい

季節の変わる時期は明確ではない。
はやいときも遅いときもあります。

どちらがいいのか。
景気にとっては、もちろんはやい方がいい。

寒さもはやい時期に感じた方がいい。
なぜなら、冬支度をはじめるからです。

10月にコートやダウンを着るようになれば、新調する人も増えるのです。

季節到来が遅いと新調する人はいません。
昨年の暖冬を思い出せばわかります。

冬商戦が暖冬のせいで冷え込んだのです。
暖冬で冷え込む、とは何とも言えない表現です。

身体の冷え

寒さを感じるのを別の側面から考えると運動不足も考えられます。

コロナ禍になり、明らかに運動不足の方が増えました。
そのため体型が変化した人の割合も目につきます。

知り合いの5%は体型が変化しているのではないでしょうか。
20人に1人の割合です。
そのためか、目につくのです。

運動不足から来る体温低下。
基礎体温が下がっている可能性も仮説としてあげておきます。

体温が下がれば免疫力も下がります。
インフルエンザにかかった人の話も耳に入ってきました。

通常、インフルエンザは12月下旬ごろから増えていきますが、今年はその時期が手前になるかもしれません。

体温を気にする

今年は体温測定を毎日のようにしています。
店舗に入るときにも検温されるので自分の体温に意識が行っています。

そのとき、発熱しているかどうかも大切なのですが、体温が低すぎるのも問題です。

人間の身体は、体温を一定に保つ機構がありますが、平熱以下のときは機能性が落ちていきます。

抵抗力が下がるのです。

出張時に、ビジネスホテルのエアコンを使わないことも実は多いです。
それは身体が冷えすぎると体調を崩すからです。

温度調整がうまく機能しない旧式のエアコンや全館空調の場合は要注意です。

年中、使い捨てカイロを持ち歩くのもそのためです。
夏なのに寒くなっても暖房にならない建物があるからです。
移動中の公共機関でもあります。

そんなときは躊躇なく使い捨てカイロを使う。
それだけで体調を崩す割合が減るのです。

まとめ

10月、11月、12月、1月、2月、3月の予測をする時期になりました。

気になるのは、やはり体調を崩す人の割合。
いつから、どこまで増えるのか。
そこを予測しています。

そのため、「今年に限って冷えを感じる」と言われると敏感に反応してしまいます。

今年の冬は寒くなる、と予測も出ているようですが予測が当たらないので信じている人は少ないようです。

経営的には常に最悪も想定するのが通常なので、体調を崩す人の最大値を考えて予測をしていきたいところです。