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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
ポストインだが匿名
ポストから匿名で郵送できる仕組みができました。
お互いが匿名だが相手まで物品を送付することができるサービスです。
まだ、メルカリと日本郵便の連携しか対応していませんが、将来は当たり前になるであろうサービスです。
フリマアプリのメルカリは4日、売れた物を郵便ポストに投函(とうかん)して、匿名で配送できる仕組みを始めたと発表した。発送前に専用箱のQRコードを読み取れば、送り状を貼る必要がない。全国15万カ所のポ
匿名配送は今までもできましたが、ポストインでは不可能でした。
配送窓口かコンビニへ持っていく必要があったのです。
これを簡略化しポストインだけで可能にしたのです。
ゆうパケットポストは、e発送サービスの「ゆうゆうメルカリ便」限定のサービスです。(2020年11月現在)
住所は個人情報で知られたくない情報に現在はなっています。
個人取引はしたいが
リユース、リサイクルの分野では個人取引が主流になってきました。
ヤフーオークションが普及し、現在ではメルカリが広がっています。
中古品を個人取引で安く購入したいが配送ではお互い個人情報は知られたくない。
住所は知らせたくない、知られたくない。
これが増えてきています。
個人的にも同感です。
知らない個人に住所を知られたくない、という感情があります。
相手が企業であるならば個人情報の扱いについて取り決めがあるはずだが、個人では何もないのではないか。
そう感じてしまいます。
他も追随する
個人から買いたいが、個人情報は知られたくない。
この流れは今後も増えていくのではないでしょうか。
直接購入したいが匿名で取引したい。
受け取りをコンビニにしたり、受け取り専用ロッカーを利用したりしてきましたが今後は、匿名配送サービスも拡充することでしょう。
個人をメインとした宅配事業を行う企業にとって匿名配送できる仕組みは求められるでしょう。
メルカリ以外のオークションサイトも追随するのではないでしょうか。
まとめ
匿名性を高めることでサービス利用者が拡大する。
今後は、他の業界でもこの手法が活用されていきます。
個人のお客様を対象にしているビジネスでは個人情報は収集したい部分ですが、情報として保護しなければなりません。
保管方法や活用方法を誤ると企業存続の岐路に立たされてしまいます。
丁寧な対応が求められていると感じます。