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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

雰囲気が感じられない

年末なのに雰囲気が感じられない。
雰囲気とは、日常とは違う風景。
これが、今年は見かけない。

クリスマスも終わりましたがイルミネーションは数えるほどしか目にしないのです。
例年は、家にいる時間も短いので、年末年始はゆっくりする時間が取れるから、12月、1月という季節感を感じます。

しかし、家にいるのも1年を通して年中行事のようになっている今年は非日常を感じません。

落ち着かないのは

ただ、落ち着かないのは政治・経済
日本だけでなく諸外国でも目が離せません。
今年一年の総括について発表を延期している専門家もおり、これから数日でも大きく変動する可能性があります。
年明けも驚くことが頻発するのではないでしょうか。

  • 菅政権支持率低下
  • 米国大統領選挙未決着
  • 中国において社債不履行多発
  • アリババが政府と衝突
  • 株価上昇中

といった内容などが懸念されています。
一つのドラマ、ストーリーとして見るのには楽しいですが、影響がこちらのもあるので結果によって対応が迫られます。

関係ない

こうした政治・経済の話をすると『関係ない』と感じる人もいますがそれはありえません。
遠からず影響があり、生活が変わります。

通常、発生しないと思われることが起こってしまう可能性は0%ではありません。

金融封鎖が発生し、銀行から1週間に5万円までしか預金が引き出せない状態になったらどうすればいいのでしょうか。

その状態が2年3年と続いたら何ができるのでしょうか。

そんなことまで考えておくのがシミュレーションです。
想定はどこまでやってもいいわけなので、想定しておくことです。

これはネガティブではありません。
どんな状況でもポジティブにいるためにマイナス環境を想定するだけです。
しかも対処法を考えておけば慌てることもありません。

まとめ

ある外資系企業は、『地球が破滅したら』という想定までしていると語っています。
その後のマニュアル内容が知りたいところですが、そこまで準備しているのです。

日本も狭いと言われながら、実際には広いですから現在の場所で生活や仕事ができなくなったときのことを考えておくのは損ではありません。
クルマで片道1時間圏内と3時間圏内に別の場所を確保するのもメリットがあると考えています。
そんな想定も年末年始で想像するのもいいのではないでしょうか。